【荻原博子さんが提言】老後資金問題のストレスが減る! シニア世代のお金の使い方ヒント7選
老後資金問題のストレスを減らし、大切なお金を有意義に使っていくためには、どこを節約し、どこにお金を使えばいいのでしょう。荻原さんに7つのコツを聞きました。
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>>【荻原博子さん】お金を楽しく使いながら老後資金を守る方法とは?「安易な投資と早朝のテレビショッピングには要注意」
荻原博子さん 経済ジャーナリスト
おぎわら・ひろこ●1954年長野県生まれ。
新聞や雑誌、ネットなどで経済記事を執筆する他、テレビ・ラジオのコメンテーターとしても活躍。
『お金が貯まる健康習慣』(鎌田實氏との共著/主婦の友社)など著書多数。
荻原さん流「ゆうゆう世代のお金の使い方ヒント7選」
①老後の医療と介護に必要なのは約600万円
この分だけは取り分けておきましょう
医療費は、1人100万円の貯金があれば十分だと思います。日本は国民皆保険ですし、高額療養費制度で月々の医療費の上限額も決まっています。介護にかかる金額は施設に入居するか在宅介護かでも変わりますが、平均介護費用は1人当たり約500万円なので、これが目安。医療と介護を合わせて合計600万円を取り分けておき、残りのお金で生活を。
②投資を始めたいなら少額で株を買ってみよう
向かない人はストレスをためるだけです
投資には向き不向きがあります。向いているのかどうかわからない初心者さんなら、まずは100万円以下で株や投資信託を買ってみましょう。やってみて値動きに一喜一憂するなら、投資がストレスになるのでやらないほうがいいと思います。面白さを感じるなら止めませんが、最悪ゼロになっても許容できる範囲の金額でやるのが大原則です。
③お酒をやめると月3万~5万円の節約に
病気のリスクもぐっと下がります
お酒は、おつまみも入れれば1回1000~1500円かかります。毎日飲めば5万円近い出費。私は知人に「お酒をやめたら背中に羽が生えてくるわよ」と言われて控えるようになりました。すると本当に体が軽くなり夜もぐっすり。晩酌にかかるお金も浮きました。
