離婚、再婚、夫の認知症…67歳と73歳、二人の女性の人生の行方は?【白石一文さん】の最新作『睡蓮』
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ゆうゆう編集部
自分の人生を支えているものは何か。ときどき、過去を振り返って考えます
近年、精力的に作品を発表し続けている白石さん。
「若い頃は小説家になりたい一心でしゃにむに書いていましたが、この年になって、その燃料がなくなってきました。昔の元気はないけれど、小説はどんどん書いていきたい。まわりの同年代の作家を見ていると作品数が少なくなっているんですね。自分はその逆をいこうと」
恋愛に現役感がない、という白石さんだが、ときどき恋愛をしている夢を見るそうだ。
「かつての恋愛がそんな夢になるのでしょう。目覚めて横で寝ている女房の顔を見ると、この人ともそういう感情のやりとりがあったんだなぁと。25年以上たっても、こうして一緒にいてくれるのは貴重だし、生きる支えだなぁと思いますね」
PROFILE
白石 一文さん
しらいし・かずふみ●1958年福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。
文藝春秋での勤務を経て、2000年『一瞬の光』で小説家デビュー。
09年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で山本周五郎賞、10年『ほかならぬ人へ』で直木賞を受賞。
『道』『代替伴侶』など著書多数。
睡蓮
白石 一文著 新潮社
一人の女性の人生を決定づけたのは、モネの『睡蓮』の特別な1枚との出会いだった。17年前に亡くなった男をめぐり、過去と現在、二人の女性の思いが交錯する。
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※この記事は「ゆうゆう」2026年2月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。
取材・文/田﨑佳子
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