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出産当日に夫の不倫疑惑が発覚。夫を許す決断を支えた、ある存在とは?【金子恵美さんのターニングポイント#1】

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鵜澤みな子

コメンテーターとして活躍中の金子恵美さん。政治の問題をわかりやすく解説する、切れ味のいいトークが人気です。人生の折り返し地点を迎えた金子さんの人生のターニングポイントとは? 4回にわたってお届けします。

プロフィール
金子恵美さん コメンテーター

1978年新潟県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
2007年新潟市議会議員選挙に当選。新潟県議会議員を経て、12年に衆議院議員に初当選。16年に総務大臣政務官に就任。
10年間の議員生活を経て、現在は企業顧問とテレビコメンテーターとして活躍中。
金子恵美オフィシャルブログ https://ameblo.jp/megumi-227/
金子恵美チェンネル https://www.youtube.com/@kanekomegumichannel
ヒトトナリよろしいですか?【金子恵美とゲストが政治トーク】 https://www.youtube.com/@hitotonariyoroshiidesuka

やらない後悔より、やって後悔したい。29歳の若さで政治の道へ

——29歳のとき、新潟市議会議員選挙で最年少女性市議会議員として当選を果たした金子さん。政治への思いは、いつ頃芽生えたのでしょうか?

父は、私が3歳のときに村長に就任しました。それから23年もの間、父は村長として村に尽くしてきました。地域の人を幸せにする仕事をしている父の姿が誇らしくて、いつか父のような仕事をしたいという思いにつながっていったように思います。

また、私は大学時代にネパールのムスタンでボランティア活動に参加したのですが、その経験も政治への思いにつながったかもしれません。もともとは引っ込み思案だった私ですが、海外での経験で度胸がついたと思います。大学を卒業する頃には、いつか政治家になりたいという気持ちが固まっていました。

——卒業後は、一度は民間企業に就職したそうですね。

はい。「民間を見たほうがいい」とまわりにアドバイスをされたこともあり、地元の放送局に就職しました。

——その後2007年に新潟市議会議員選挙に出馬。立候補に踏み切った理由を教えてください。

ちょうど新潟市が政令市になったタイミングで、「今だ!」と気持ちを固めたんです。父がいよいよ政界から引退するという節目に当たっていたというのも、理由の一つです。

統一地方選挙は4年に1回だけ行われます。ここからさらに4年先を待つのではなく、今がそのときだと思ったんですね。「やらない後悔よりもやって後悔」という思いで、出馬を決めました。

——初めての選挙戦で苦労したことはありますか?

いずれ選挙に出たいと思っていたので、自分の中では準備をして進んだのですが、父の後援会に説明する前に、私の立候補がスポーツ紙に報じられてしまったんです。長年父を応援してくださった後援会の方からすれば、面白くないですよね。

父の後援会も含めて応援していただけたら、選挙としては楽だったはずなのですが…。皆さんを説得できないまま出馬したので、初の選挙戦はマイナスからのスタートでした。

——逆風からのスタートだったにも関わらず、最終的には女性議員として最年少でトップ当選を果たしたんですね。

決断した以上は、結果を出さなきゃいけないという思いで戦いきれたんだと思います。2カ月間、毎日辻立ちを続けました。

父も旗を持って、私と一緒に新潟の雪の降る国道に立ってくれたんですよ。長年、村長を務めた人にここまでさせて、負けるわけにはいかない。そうやって自分を追い込んだことによって戦いきれたのかなと思っています。

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