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「1日に3人の子供それぞれとそれぞれの旅を」俳優・杏さんが思い立って予定したバカンスとは?

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ゆうゆうtime編集部

WOWOWで4月5日から放送されるドラマ『連続ドラマW BLOOD&SWEAT』の主演を務める俳優の杏さん。今回はドラマ撮影のために家族とともにフィンランドに滞在した際の様子やご自身のお子様たちの姿、暮らしの違い、フィンランドの国民性、そして自身の素顔まで、お話いただきました。

フィンランドでは、子どもが一人で歩く風景に驚きました

――このドラマの撮影でフィンランドに約3か月滞在されたと聞きました。フィンランドでの暮らしで印象に残っていることはありますか?

「ヨーロッパなどでは学校や習い事などは親が子供を送迎するのが当たり前なんですけど、フィンランドの冬は朝が真っ暗だったりしますが、そんな中、小さな子がリュックサックを背負って一人で学校に行ったりするんです。日本以外ではあまり見かけなかった“子どもだけで歩いている風景”を、海外で初めて見かけたような気がしましたね。もちろん暗いことによる危険回避のために、みんなリフレクターをつけたりなどしています。そういう治安のよさや安全性みたいなものも感じました。あと、給食の時間が午前10時半だったりするのも驚きでした(笑)。どうやら、フィンランドではご飯のタイミングが4〜5回あるらしいんですね。夜ご飯を食べた後も、寝る前にもう一回食べるとか。寒いからもしかしたら細かく分けて食べたほうが効率いいのかな?とか想像していたのですが。気候の違いで生活習慣がどんどん変わっていくのがとても面白かったです。

フィンランドは、人もいいし、空気も綺麗だし、街にゴミが落ちていない。お水も綺麗で、軟水っていうのもあって肌にも合いますね。私に限らず、多分多くの日本人がフィンランドを好き!というのがすごく分かるなと思いました。これだけ長く滞在しても、全く帰りたいと思う瞬間がなく、非常に過ごしやすいということに自分でも驚きました」

――フィンランドと言えば、極寒のイメージですが、寒さは大丈夫でしたか。

「はだしで雪の上に立つシーンがあったのですが、それはさすがに冷たい~!と思いました。でも1話の冒頭でヤスペルさんは氷の中に入られていたので、そこまでは私にはなかなかできないなとは思いました(笑)。
フィンランドの方たちはよく“マイナス5度から10度ぐらいがちょうどいい”っておっしゃっていて、最初はうそだー!と思っていたのですが、実際に何日もいると、確かにそのくらいが一番景色が綺麗で、雪も溶けなくて、良いなというのがわかりました。0度以上になるとどんどん雪も溶けて、シャーベット状になって滑ったりしてしまうんですよね。私は寒さが苦手なんですけど、ちゃんと装備をしていれば意外と大丈夫なんだな、ということも分かりました。フィンランド製のスノーブーツや服を着ていると、やっぱり用途がこの気候に合っているのか、あまり寒く感じなかったです」

日本とフィンランド、ちょっと似ている気がしました

――現地で、日本と似ていると感じたことはありましたか?

「フィンランドもサブカルが結構盛り上がっていて、エアギター世界大会が開催されていたり、カラオケがすごく好きだったりするんですよ。レストランの2階がカラオケになっていたり、サウナとカラオケが一緒になっていたりして。そういうのを見ていると、国民性がちょっと似ているのかなと思いました。普段は静かにしているけど、場を与えられたら思いっきりはしゃぐ。日本人にもそういう人って結構いますし、フィンランドにも同じような人がいる。雪国で、人も少なくて、密度が低い分、積極的に交流はしないけれど、でも誰かが来たらうれしい、みたいな。そういうところは多分、日本とフィンランドで共通なのかなと思いました」

撮影のあと、みんなでカラオケも!

――共演者やスタッフと交流する時間もありましたか?

「ドラマの中にカラオケのシーンがあるのですが、その場所で中打ち上げみたいな感じで、みんなでカラオケをしました。日本の最新のJ-POPも結構取り扱っていて、優里さんとかAdoさんみたいな方の曲も。ただ、日本語じゃなくて全部ローマ字で、逆に読むのが大変でした(笑)。でも、本当にいろんな日本の曲が入っていて、皆さん意外と知っていたりして面白かったです」

亜希と同じで、思い立つとじっとしていられない

――杏さん演じる涼宮亜希は猪突猛進で思い立ったら即行動にうつすところがあります。ご自身と似ているなと感じられますか?

「思い立ったら、いても立ってもいられなくなってしまうところは近いのかもしれないです。私自身、すごくせっかちで、まずやってみてしまうタイプなので。そういうところは亜希とすごく近いのかなと思います。ただ、亜希に関しては、殺人事件を担当する捜査官。その立場を考えると、私なんかよりもさらに大胆だなとは思いますけど(笑)」

――最近、具体的に思い立ってすぐやったことはありますか?

「明日から(※)冬休みなんですね。フランスはバカンスがすごく多い国なのですが、ちょっと思い立って、子どもたちそれぞれと一人ずつ旅行したいなと思っています。子供が3人いますので、残りの2人の面倒を見てくれる手はずを整えて、1日のうちに予定を3つ組みました」(※取材したのは2月某日)

異文化の中では、お互いに助け合っていた

――共演したヤスペル・ペーコネンさんとの交流はいかがでしたか。

「フィンランド語って、発音は日本語に近いと思うのですが、やっぱり英語とも全く違う言語なので、どんな感じになるんだろう、と最初は不安もありました。でも現場に限らず、街中の人も本当に流暢で綺麗な英語を話してくださって、聞き取りやすいし、すごく気遣いを感じました。ヤスペルさんは、おすすめのサウナを教えてくださったり、寒くないかとか、滞在中の暮らしのことを気にかけてくれたりして。逆にフィンランドのチームが日本に来たときには、私が『これ大丈夫かな』『こういうものがあるよ』ってお話ししたりしていました。異文化の中にいるときに、ホーム側の人がサポートにまわる、といった感じでしたね」

<Informaiton>

日本×フィンランド共同製作ドラマ「連続ドラマW BLOOD & SWEAT 」

●放送・配信:2026年4月5日(日)午後10時から ※第1話無料放送・配信
●サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/bloodandsweat/
<スタッフ・キャスト>
●脚本:リク・スオカス ダニエル・トイヴォネン 岩﨑マリエ ヘイキ・シリヤ
●監督:リク・スオカス ダニエル・トイヴォネン 岩﨑マリエ
●出演:杏 ヤスペル・ペーコネン / 濱田岳 高杉真宙 福士誠治 時任勇気 早乙女太一 / 國村隼ほか
●製作:WOWOW AXON ICS Nordic

撮影:シン イシカワ(Sketch)/Shin Ishikawa(Sketch) ヘアメイク:高桑さとか/satoka takakuwa スタイリスト:中井綾子(crêpe)/Ayako Nakai(crêpe) 

※画像キャプションに記載のない着用物はすべてスタイリスト私物

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