野原みたいな【ナチュラルガーデン】を25年育ててきた兼岡美香さんの庭へ。バラのアーチと雑木の森がつながる初夏の景色
まるで野原を切り取ったようなナチュラルガーデン。アプローチを抜け、バラのアーチをくぐれば、緑豊かな落ち着きある空間が広がります。家族の歴史を刻み、DIYで進化を続ける、ぬくもりあふれる初夏の情景を訪ねます。
家族の歴史とともに育まれたガーデン
歴史の残る街並みから少しはずれた静かな住宅街に、兼岡さんのガーデンがあります。この家を新築した25年前から始まったこのガーデンは、家族の歴史とともにゆっくりと育まれてきた、静かで落ち着きのあるナチュラルガーデンです。兼岡さんが野原ガーデンと呼ぶのは、隣家とのフェンスに沿ったアプローチの両サイドにある、グラスやナチュラルな宿根草が混じり合い育つメドウと、広い駐車場や小屋を含めた20坪の部分。そのアプローチを抜けて華やかなバラのアーチをくぐると、雑木を中心にした20坪の静かな雑木の庭があらわれます。二つの庭はつるバラのフェンスで仕切られ、まったく異なる表情をもちながらも、全体として見事に調和しています。
「かつては子どもたちの遊び場だった野原ガーデンには、砂場や平均台を作ったりしましたが、子どもの手が離れてからは父や夫の助けを借りて小屋やベンチ作りなどのDIY を楽しんでいます。またメインガーデンの骨格となるのは、やわらかな木漏れ日をつくる雑木たちで、その足元には、リーフを中心とした植栽にし、青・白・紫を基調とした小花を散らしています。最近はバラも何本か取り入れて少し華やかさを演出しています」
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