記事ランキング マンガ 連載・特集

酷暑でもぐんぐん育つ!グリーンカーテンやフェンスに使える夏のつる性植物【8選】

公開日

更新日

光武俊子

厳しい暑さにガーデニングの意欲も失いがちな季節。ただ、勢いがあるのは雑草ばかりではありません。酷暑のなかでグングン生長して、花も咲かせるつる性植物が意外にたくさんあるのです。この時期だから楽しめるラインナップを紹介します。

グリーンカーテンから寄せ植えまで、自在に楽しめる

つる性植物とは、しっかりした茎によって自立しないで、支柱や樹木などに巻きついたり枝垂れたりして生長する植物のことです。植物の生育が活発な夏は、アサガオのあんどん仕立てやゴーヤーのグリーンカーテンなどで人気があります。

アサガオやゴーヤーは、伸ばした巻きひげをネットなどに絡みつかせてを支えていきます。ほかにはゲンペイカズラのように支柱などに誘引することで生長するもの、アサガオの仲間ながらつるを横に伸ばしたり枝垂れさせるイポメアなど、いくつかのタイプがあります。

それぞれ、つるののび方とのびる速さを生かすことで、グリーンカーテンやアーチに仕立てたり、生垣やフェンスなどの広い範囲に添わせたり、寄せ植えや吊り鉢などに利用できます。アサガオやノウゼンカズラ(タイトル下の写真)だけではない、夏に美しいつる性植物を楽しみませんか。

夏に楽しみたい魅力的なつる性植物8選

源平に見立てた紅白の花が咲き誇る【ゲンペイカズラ】

開花期:6~9月
つるの長さ:50~200cm

赤い花弁と白の(ガク)が源平合戦にちなんだ名前。仲間にはブルーの花もあります。おもに熱帯に分布するクレロデンドルムの仲間なので、寒さには弱く霜が降りない5℃以上に保つと冬越し可能です。つるは軽く誘引したり、樹木に添わせることで繁茂します。

酷暑でもぐんぐん育つ!グリーンカーテンやフェンスに使える夏のつる性植物【8選】(画像3)

花後に残って、次第に紫色を帯びる萼も美しい

夏の日ざしを浴びて咲く華やかな花【マンデビラ】

開花期:5~10月
つるの長さ:50~280cm

かつては古い分類のデプラデニアで呼ばれていました。近年‘サンパラソル’シリーズが人気を集めて、広く知られるようになっています。つるがあまり伸びない品種もあって、壁掛け鉢などから枝垂れさせたり、手軽に楽しめます。日照は4~5時間以上必要です。

酷暑でもぐんぐん育つ!グリーンカーテンやフェンスに使える夏のつる性植物【8選】(画像4)

三角錐の支柱に絡ませて

酷暑でもぐんぐん育つ!グリーンカーテンやフェンスに使える夏のつる性植物【8選】(画像5)

赤と白の品種で

涼し気な花が初夏から晩秋まで【ルリマツリ(プルンバゴ)】

開花期:6~10月
草丈:30~300cm

南アフリカ原産の熱帯花木ですが、比較的寒さに強くて関東地方南部以西では戸外で冬越しできます。涼し気な小花をドーム状に集めて咲きながらつるを伸ばします。ベランダに置いたプランターに植えて軒先までグリーンカーテンにすると見事。日当たりよい場所で育てます。

酷暑でもぐんぐん育つ!グリーンカーテンやフェンスに使える夏のつる性植物【8選】(画像7)

ネットに誘引してグリーンカーテンに

細かい羽毛のような葉も涼やかに【ルコウソウ】

開花期:7~10月
つるの長さ:300~400cm

中南米の熱帯地方が原産地で、寒さに弱いために一年草扱いします。花径3cmほどのごく小さな花ですが、羽毛のようなやわらかな葉とあいまって涼やかな魅力があります。つるがよく伸びるので緑のカーテンにもおすすめ。ただ、苗の流通量が少ないのが残念です。

酷暑でもぐんぐん育つ!グリーンカーテンやフェンスに使える夏のつる性植物【8選】(画像9)

赤、白、ピンクの品種で

60代読者モデルおすすめのリンクルクリームとは?

60代読者モデルおすすめのリンクルクリームとは?PR

詳細はこちら

あんどん仕立てとは、つる性植物や風の影響を受けやすい植物を鉢植えで育てる際の仕立て方の一つです。鉢の周りに立てた支柱に、輪状のフレームを2〜4段取りつけて、そこに植物を絡ませて育てます。おもにアサガオやクレマチスなどのつる性植物で用いられます。

詳細を見る

プランターとは、ガーデニングにおいて花や植物を育てるための容器のことです。素材はプラスチックや陶器、木材などさまざまで、軽量で移動しやすいプラスチック製が初心者に人気です。ベランダや玄関先など、限られたスペースでも植物を楽しむために適しており、野菜やハーブの育成にも広く活用されています。デザインやサイズも多様で、目的や場所に合わせて選ぶことで、ガーデニングをより楽しく演出するアイテムとして役立ちます。

詳細を見る

つる性植物とは、自らの茎や葉を他の物体に絡ませたり、巻きつけたりして生長する植物のことです。​代表的なものに、アサガオ、クレマチス、スイートピーなどがあり、フェンスやトレリスを利用して立体的な演出が可能です。

詳細を見る

寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

詳細を見る

耐寒性とは、植物が寒さにどれだけ適応できるかを示す性質のことです。特に冬のガーデニングでは重要な要素であり、気温が低くなる地域での植物選びの判断基準になります。例えば、パンジーやビオラのような耐寒性の高い植物は寒冷地でも育てやすい一方、熱帯原産の植物は室内栽培や防寒対策が必要です。耐寒性を知ることで、季節や地域に合ったガーデニング計画が立てやすくなります。

詳細を見る

直まきとは、タネをポットなどで育苗せず、直接花壇や畑にまく方法です。​移植を嫌う植物に適しており、間引きを行いながら育てます。 ​

詳細を見る

原産地とは、植物がもともと自生していた地域のことで、その植物が最も自然に近い形で育つ環境条件(気温、降水量、土壌など)を知る手がかりになります。例えば、地中海沿岸原産のラベンダーは乾燥した日当たりのよい場所を好み、湿気には弱いといった具合に、原産地を知ることで栽培環境の調整や越冬管理の参考になります。園芸で植物の性格を理解するには、学名や品種だけでなく、この「原産地」への理解も大切です。

詳細を見る

冬越しとは、寒さに弱い植物を冬の寒さや霜から守って生き延びさせるための管理方法です。屋外に置いている鉢植えを室内に取り込んだり、花壇の土の表面にワラや落ち葉などを敷き詰めたりします。

詳細を見る

一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。

詳細を見る

開花とは、植物がつぼみから花を咲かせる現象を指し、植物のライフサイクルの中で繁殖を目的とした重要な段階です。開花には品種ごとの遺伝的要因に加え、温度・日照・水分・肥料などの栽培環境が大きく関係しています。開花の時期や条件を正しく理解することは、ガーデニングにおいて花を美しく咲かせるための基礎知識の一つとなります。

詳細を見る

誘引とは、植物の枝やつるを支柱やフェンスに沿って結びつけ、形を整えたり、日当たりをよくしたりする作業です。生長に合わせて、ひもなどでやさしく固定します。見た目を美しくするだけでなく、花つきや収穫量にも影響します。

詳細を見る

草丈とは、植物が地面からどのくらいの高さまで育つかを示す言葉で、園芸品種の選定や植えつけ間隔を考えるうえで重要な指標になります。低い草丈の品種は鉢植えや寄せ植えに向き、高い草丈の品種は庭の背景や目隠しとして活躍します。花壇づくりでは草丈のバランスを取ることで、奥行きや見栄えのよいレイアウトに仕上げられます。

詳細を見る

花木とは、季節ごとに美しい花を咲かせる木本植物のことで、観賞を目的として庭木や公園などに植栽されます。ウメやサクラ、ツツジ、ツバキなどが代表的で、四季の移ろいを楽しめます。樹形や花色のバリエーションも豊富で、和風・洋風どちらの庭園にも取り入れやすい植物です。

詳細を見る

花弁とは、一般に「花びら」と呼ばれる部分で、花の中でも最も視覚的に目立つ構造です。昆虫を引き寄せるための鮮やかな色や形、香りを備えており、園芸植物ではこの花弁の特徴が観賞価値に直結します。八重咲きや一重咲きの違いも花弁の枚数に関係しており、育種や品種改良ではこの部分の改良が重点的に行われます。雨や暑さで傷みやすいため、花弁の丈夫さもガーデナーには重要なポイントです。

詳細を見る

支柱とは、植物が倒れたり茎が曲がったりするのを防ぐために立てる棒状の補助具。特に生長とともに高さが出る植物や、実が重くなる果菜類、つる性植物などに欠かせない資材です。ガーデニングでは、支柱の材質や形状によって景観にも影響を与えるため、景観に馴染む自然素材のものや色つきのものを選ぶことで、植物の生長を支えつつ庭の美しさとの両立を図ることができます。

詳細を見る

定植とは、育苗した苗を、最終的な栽培場所に移し植えつける作業のことを指します。ポットや仮植えの状態から、花壇や畑、プランターなどの本来育てる場所へ植え替えることで、植物はより広い空間と栄養を得て健やかに生長します。

詳細を見る

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

詳細を見る

萼とは、花の一番外側にある葉のような構造で、つぼみを保護する役割を果たします。多くの植物では緑色で硬く、花が咲いた後も果実の下に残ることが多く、花の構造や分類を理解するうえで重要な要素です。例えば、ナスの実の下部についている星形の部分が萼であり、種によっては目立たず早期に脱落するものもあります。また、ガクアジサイのように、萼が大きく発達して花のように見える装飾花となる場合も多くあります。

詳細を見る

株とは、地面から芽を出して生長している植物の基本単位を意味し、特に多年草や野菜苗などでよく用いられます。例えば「このラベンダーは大株に育った」といったように、株の大きさや状態は植物の生育具合を示す指標にもなります。ガーデニングでは株分けや株の更新、株元の管理など、長期的な育成を考えるうえで頻出する概念です。

詳細を見る
画面トップへ移動