【豊臣兄弟!】織田信長(小栗旬)の後継者争いがスタート。息子たちは、誰が誰?
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鷹橋 忍
2026年NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」。当時の文化や時代背景、登場人物について、戦国武将や城、水軍などに詳しい作家・鷹橋 忍さんが深掘りし、ドラマを見るのがもっと楽しくなるような記事を月1回お届けします。今回は、織田信長の子どもたちについてご紹介します。
NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』では、小栗旬さんが演じる織田信長が本能寺の変で亡くなり、後継者争いがはじまりました。信長の息子たちは名前も似ていて、少しわかりづらいかもしれません。信長には、どのような息子が何人いたのでしょうか。
信長には何人の子どもがいた?
信長には、少なくとも息子が11人(12人とも)、息女が8人、養女も3人はいたとされます(異説あり)。
このうち、庶長子(しょちょうし/正妻以外の女性の間に生まれた最初の男子)とされる信正(のぶまさ)は、経歴があまりわかっていません。
信長の子どもたちの中で信長の生存時に活動していたのは、
・小関裕太さんが演じる織田信忠(のぶただ)
・山脇辰哉さんが演じる織田信雄(のぶかつ)
・結木滉星さんが演じる織田信孝(のぶたか)
・織田信房(のぶふさ)
・柊木陽太さんが演じる羽柴秀勝(ひでかつ)
の5人だけになります。嫡男の信忠以外は、いずれも他家の養子に迎えられています。
織田信忠
信長の嫡男(正妻との間に生まれた最も年長の男子)・信忠は、弘治3年(1557)に生まれました。天文6年(1537)の生まれとされる秀吉より20歳、天文9年(1540)生まれとされる秀長より17歳年下となります。生母は、生駒(いこま)氏です。
永禄10年(1567)末、信玄の息女・松姫と婚約したと考えられています。信忠11歳、松姫は7歳だったと思われます。この縁談は、織田と武田が敵対したことで流れてしまいました。
本能寺の変
父・信長が天下人としての立場に専念することになると、天正3年(1575)11月28日、織田家の家督を譲られ、織田家の本領国であった尾張・美濃の二ヵ国を任されます。
天正5年(1577)10月には、織田軍の総大将として、竹中直人さんが演じた松永久秀を攻め、攻略しました。
本能寺の変の勃時、信忠は二条の妙覚寺(京都中区)に滞在していました。明智勢による本能寺襲撃を聞くと、信忠は救援に向かいますが、周知の通り、明智勢に討たれてしまいます。26歳の若さでした。信長の四男・信房も、この時、戦死しています。
信長は信忠を他の兄弟とは区別し、自らの後継者と考えていたとされます。
織田信雄(伊勢北畠家の養嗣子)
信雄は永禄元年(1558)に、信長の次男として生まれました。生母は、信忠と同じ生駒氏です。
永禄12年(1569)8月、伊勢国(三重県中央部)へ出陣し、北畠氏の居城であった大河内城(三重県松坂市)を攻めた信長は、10月に12歳の信雄を、北畠具房の養嗣にすることで和睦しました。元亀2年(1571)夏頃、北畠具房の娘と婚姻し、天正3年(1575)6月27日、北畠家の家督を継承します。
本能寺の変時は伊勢国に在国していたため、明智勢への対応はあまりできませんでした。信雄は、天下人織田家の正当な後継者である信忠の嫡男・三法師(のちの織田秀信)の名代の座を巡り、弟の信孝と争うことになります。
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