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鈴木ちひろ
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街中でもひときわ目を引くポップな外観。入り口には「ウ・ヨンウ~」の看板もあるのですぐに見つけられるはず。
1階はリズム系、2階は懐かしのゲーム系で構成されている店内。韓屋風の内装やレトロなダマスク柄の壁紙が貼られたコーナーなど、日本のゲーセンよりもおしゃれな印象。
「大人になってみると、塾よりもゲーセンで人生を学んだことが多い」という「椿の花咲く頃」のセリフが描かれた壁。
「マダンフラワーカフェ」前の路地は「トッケビ」のロケ地として知られ、益善洞で最も人が集まる場所。そのほか、ウォンビンのCMの撮影地としても知られています。
今年3月にオープンした「チーズインダストリー」は自家製チーズをふんだんに使ったパンが自慢。外にはかわいい牛の親子の動くオブジェがあり、道行く人が写真を撮ります。
バターと塩の相性が抜群のソグムパン(韓国語で塩パン)がおいしいと評判のカフェ「小夏塩田(ソハヨムジョン)」。塩田を模した中庭が涼しげで、益善洞のヒーリングスポットとして親しまれています。
電車の線路が敷かれたカフェ「楽園駅(ナグォンヨッ)」も写真映えスポットして人気。店内は回転寿司のレールでケーキが回っていて、もうなんでもアリな感じです。
韓国人は並ぶのが嫌い、と言われていたのはもう昔のこと。今の若者は並んでこそいいものに出会えると、むしろ好んで並んでいるようにも思えます。事前予約をしてもウェイティング1時間以上と、ブーイングもちらほら……。
鏡が無いため身に着けた様子を確認することもできず、そこでもため息が……。仕方なく、カバンを持った様子を写真に収めて確認していました。他人でも気にせず写真を撮ってもらい、「この色がいい。こっちも似合う」と言い合えるのはオープンな性格の韓国人らしくて◎。
ルーフトップにはキルティングバッグの大きなオブジェが。たった2週間のためにここまで大掛かりな展示をする韓国のポップアップストアを見ていると、なんだかもったいない気持ちにもなります。
ルーフトップから見た益善洞の街並み。周りにはビルが立ち並びますが、ここだけ時が止まったように平屋が軒を連ねます。こんがらがったような電線も、韓国ではおなじみ。