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園芸ガイド編集部
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両隣との間にあるアプローチ。狭さや圧迫感を感じさせないよう、左右のトレリスの高さを変えている。白のオルレア、つるバラ ‘スパニッシュ ビューティー’ など、淡い色で統一することも空間を広く見せるコツ。
芝生の庭の一角にレンガを並べただけの簡単花壇。たったこれだけでもゾーニングができる一例だ。芝生はオープンスペースとし、レンガの内側にトレリスを設けて、バラやたくさんの植物をギュッと植え込むことでメリハリをつけている。中間にはアスチルベ、デルフィニウムなどのやや背の高い草花を、手前はゲラニウムなどで高低差を。
隣家との境界部分をDIY。石張りの低い花壇をつくり、フェンスやオベリスクを設置し、大好きなつるバラや大輪のイングリッシュローズを絡ませた。境界に塀を設けていないため、隣家の庭木の緑が色鮮やかなバラの背景となっている。
建物と道路との間にあまりスペースがないような場合、塀の内側は日陰となるので、草花などが育ちにくい。そこで、この庭は塀を設けず、オープン形式の花壇をつくって日照を確保している。広い庭とはいえないが、室内から見てもつるバラなどが美しく、道行く人にも季節の花を存分に楽しんでもらえるメリットが。初夏のこの時期は、バラ、ジギタリス、フランネルソウ、足元にはビオラ、ロベリアなどが花盛り。
樹木の足元につくったお手製の花壇。レンガを半円形に積んで形づくったが、モルタルで接着せず、積み上げているだけ。それだけでも周囲との境界をつくりだす効果が生まれ、内側にお気に入りのバラの鉢などを入れてゾーニングしている。花壇の外側にミニバラを植え、境界をあえて少しくずすようなデザインも心にくい。
テラスから出窓の下を通る、こまかい砂利道の通路沿いにつくったバラと草花のロマンチックな花壇。壁沿いに白い鉄製の支柱用フェンスを用いて、バラの枝を誘引した。足元にはビスカリアやギリア・カピタータなど多彩な多年草をあしらっている。
駐車場から玄関までの、約16㎡のアプローチを庭に。カンパニュラ・メディウム、ユリ ‘カサブランカ’ のほかは、小花がメイン。植物の種類が多くても、狭さは感じられない。