化土(けと)
化土とは、火山灰などを主成分とし、風化が進んでふかふかした状態になった土のことで、別名「ケト土」とも呼ばれます。水もちがよく、保肥性にも優れているため、盆栽や苔玉、山野草などの植えつけによく使われます。粘り気があるため形を整えやすく、植物の根をしっかりと支えてくれる土として重宝されます。扱いやすさから、室内園芸にも人気があります。
関連記事
園芸用語をもっと見る
-
懸崖仕立て
懸崖仕立てとは、盆栽やキクの仕立て方の一つで、枝を崖から垂れ下がるように伸ばし、自然の厳しい環境を生き抜く姿を表現したものです。鉢の縁よりも枝が大きく...
-
柱頭
花の柱頭とは、雌しべの先端部分を指します。ここは花粉を受け取る役割をもつ重要な部分です。柱頭は花粉が着地しやすいように湿っている場合が多く、植物によっ...
-
和名
和名とは、植物の名前を日本語で表した呼び名のことです。ガーデニングにおいて、学名や英名に加え、和名を知ることで親しみやすさが増します。日本の文化や風土...
-
ウォールポット
ウォールポットとは、壁に直接取りつけられる植木鉢の一種で、狭いスペースでもガーデニングを立体的に楽しめる便利なアイテムです。軽量で割れにくい素材が使わ...
-
木立ち性
木立ち性とは、草本でも自ら茎を伸ばして支えがなくとも直立して育つ性質のことを指します。例えば、ベゴニアやクレマチスなどには木立ち性の品種があり、鉢植え...
-
間引き
間引きとは、密集して発芽した苗の中から元気なものだけを残し、他を抜き取る作業です。込みすぎたままだと、日当たりや風通しが悪くなり、病害虫の原因になった...
