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50代 安心してきれいになる!初めての【美容医療クリニック】でなりたいイメージの伝え方

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植田晴美

超ビギナーのための、美容医療クリニックのレクチャーの第2回。予約をとって、いよいよ当日! ドキドキしながらクリニックに向かいます。「まずなにをするの?」「私にはどんな施術が必要なのかよくわからない」という人も多いでしょう。教えていただくのは、上原恵理先生が院長を務めるTHE ONE.のトップドクターのひとり、廣瀬雅史さんです。

予約は必須。受診前にホームページには必ず目を通すこと

美容医療クリニックは、ほぼ100%予約制です。初診の場合は医師の診察、カウンセラーによるカウンセリングがあり、そのあと、医師あるいは看護師の治療・施術を受けるというのが一般的な流れです。

ただし、美容医療クリニックで受ける治療・施術ではレーザーや光治療など、特別な機械を使うことがあります。その機械を使って治療・施術をする医師や看護師をあらかじめ確保するため、予約のときにどの施術を受けたいかが決まっていないと、診察・カウンセリングのみの予約しか取れない場合もあります。このあたりはクリニックによって異なるので、予約を取るさいに確認をしてください。

また診察の結果、自分が希望している治療・施術とは異なるものが適応となる場合もあります。

「そう言われても、初めて美容医療クリニックに行くのに、自分にどんな治療や施術が必要なのか、よくわからない」ということも多いですよね。そういう方はまず診察・カウンセリングのみ予約を取るという方法があります。

もっとも、「せっかく美容医療クリニックに来たのだから、当日に何かしらの施術を受けたい」という人も少なくないそうです。
その気持ちもわかります。初めて美容医療クリニックを訪ねるのは勇気がいりますよね。意を決して来たのに、施術を受けないで帰るなんて……。

でも、医師やカウンセラーと直接話をすることで、自分の悩みに対して効果的な治療・施術がわかる、治療や施術の前に医師や看護師との相性を確認できる、その場で治療を焦って決めなくてよいなど、初回を診察・カウンセリングのみだけにするメリットもあります。

「初診と同日にやっぱり施術まで受けたい」場合は、予約の際に、自分にどんな悩みがあるのか、どの施術に興味があるのかを告げて、相談するとよいでしょう。

クリニックによっては、電話、メール、ラインなど予約を取る方法もいくつかあります。メールやラインは手軽で思い立ったときにできるのがメリットですが、返信まで少し時間がかかる場合もあります。電話は診療時間内でないとつながりませんが、クリニックの受付スタッフと話すことで、受診前に気になることを確認できるメリットがあります。

予約前に、治療や施術内容などと併せて、初診・カウンセリングの費用、キャンセル料は何日前から発生し、いくらなのかなど、ホームページや電話で確認しておくと安心です。費用については、次回くわしく説明しますが、美容医療クリニックは自費診療なので診察料もクリニックによって異なります。

たとえば診察・カウンセリング料は3000円かかるけれど、当日何らかの治療を受ければ診察料はかからない、同じクリニックでも診察してくれる医師を指名すると、診察費+指名料がかかるようなケースもあります。

また医師の診察の結果、美容医療の前にまず保険治療を受けるように勧められる場合もあります。

遅刻には気をつけて。メイクを落として、診察を受ける場合が多いでしょう

クリニックに予約を入れると、問診票記入のために10分程度前に来院するようアナウンスされることが多いでしょう。10分以上、15分以上など時間設定はクリニックによって異なりますが、遅刻をすると当日キャンセル扱いになることもあります。電車の遅延などで予約時間に遅刻しそうな場合など、電話連絡を入れましょう。

クリニックに到着してまず行うのが問診票の記入です。シミ、シワ、たるみなど現在の悩み、興味のある施術、予算、アレルギーの有無、既往歴などと併せて、現在服用している薬があるかどうかなども記入する場合が多いので、服用している薬や過去にアレルギーが出た薬などがある方は、薬の名前などあらかじめメモしておくとスムーズです。

記入した問診票をもとに、医師による診察が行われるのは一般のクリニックと一緒ですが、たとえばシミなど肌の状態を診る必要がある場合はメイクを落とさなければいけません。ほとんどの美容医療クリニックにクレンジング剤、保湿剤(化粧水やクリームなど)、日焼け止めが備えられている(事前に確認しましょう)ので、来院時はメイクをして行っても大丈夫な場合が多いです。

ただしファンデーションなどのメイクアップ用品までは用意されていないことが多いので、メイクをして帰りたい場合はメイク道具を持参しましょう。

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