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著書が20万部突破のベストセラー!大平信孝さんが語る【すぐに行動する】脳のスイッチとは?

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雑誌「健康」編集部

体を動かして行動力の源となるドーパミンと姿勢を味方にする

簡単な動きでもテンションがアップ

なんとなく気乗りがしなくて、せっかく始めたのに集中できないときがあります。いやいや続けるよりも、背伸びをするなど簡単にできる動きを試しましょう。行動力の源となるドーパミンが出て、テンションが上がります。

また、姿勢も大事です。姿勢がよいときは脊髄(せきずい)の神経回路の伝達がスムーズなのですぐに行動に移せますし、呼吸が深いため血液の循環がよく、脳へ供給される酸素量が増えて集中力も向上します。

姿勢が気になる人はお腹にグッと力を入れてへこませて、両肩をストンと落とし、目線を少し上にする習慣をつけましょう。

ドーパミンが出るちょっとした体の動かし方
・背伸びをする
・座り直して姿勢をよくする
・肩を回す
・爪先立ちをする
・その場で軽くジャンプする
・頰、肩、腕など、自分の体の一部分を軽くたたく

やる気が出る正しい姿勢
・目線はやや上
・両肩はストンと落とす
・お腹にグッと力を入れる

大平先生からひと言!

気乗りしないときに、「どう体を動かすか」をあらかじめ決めておくと弾みがつきます。
自分を追い込んで無理をして気合いを入れるよりも、ほんの少し体を動かすだけで気持ちよく物事を進めることができます。気分が沈みがちな人やデスクワークが多い人におすすめです。

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