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「もう少し寝たいのに朝早く目覚めてしまう」ときの解決法は?お疲れ世代の【睡眠4大悩み】にお答え!

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雑誌「健康」編集部

一口に「よく眠れない」と言っても、その原因は人それぞれ。寝つけない、夜中に何度も起きる、朝早く目が覚める…… 。皆さんから寄せられた悩みの対処法について、睡眠の専門家 友野なおさんがお答えします。

<お悩み1>布団に入ってもなかなか寝つけません

布団に入って30分以上たっても眠れない場合は、入眠困難な状態。「眠れない」ともんもんとしているとますます眠れなくなるので、一度、布団から出ましょう。

そのときに大切なことは、光の刺激を受けないことや時計を見ないこと。そして眠気が来たら、すぐに寝床に戻ることです。

寝つけないときの4つのポイント

●布団から出る
30分たって寝られなければ、「眠れなくてもいいや」と開き直って布団から出るのが得策。

●光の刺激を受けないことをする
スマホは避けて、読書や塗り絵、ネイルなど光の刺激を受けない、単調な作業をしよう。

●時計を見ない
時計を見ると「もう何時になった」「あと何時間で朝」と焦るので、絶対に見ないこと。

●眠気が来たら即、布団へ
作業途中でも眠気が来たら、そのタイミングを逃さないように、すぐに布団に戻ろう。

<お悩み2> 夜中に何度も目が覚めてしまいます

寝返りがうまく打てず体が痛い、腕がしびれるなどで、夜中に目が覚めることがあります。これはマットレスが合っていない、パジャマを着ていないなど、寝具環境に問題がある可能性があります。

また暑過ぎや寒過ぎも目が覚める原因になるので、温湿度計を使って冷暖房や寝具などで環境をととのえましょう。

トイレで目が覚める場合はどうする!?

トイレから戻って、またすぐに眠れるなら問題ありません。トイレに行きたくならないようにと、就寝前に水分を控え過ぎるのもよくありません。睡眠中は、体の水分が失われるので、寝る前にコップ1杯の水分補給は必要です。

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