【2023年の値上げに負けない】食費や家計のやりくりは? 畠中雅子さんが伝授!
食費の予算を増やして他の支出を削るのも手
「予算が足りない、赤字になる、という人は『食費は増えても仕方がない』と割り切って、予算を増やすのが現実的。たとえば、今食費が5万円なら3000円増やし、その分他の支出の予算を削りましょう。ひとつの費目で一気に減らすのは難しくても、各費目で数百円~千円単位ずつならムリなく削れるはずです」
たとえば、電気代は、夫婦ふたりになったら電気のアンペア数を見直せば基本料金を安くできる。
「大手電力会社とガス会社の『電気とガスのセット割』も別々に契約するより割安です。利用中の電力・ガス会社のセット割を比較して、安いほうを選んでも。スマホと電気のセット割もあるので、利用中のスマホ会社のサイトで確認しましょう」
このところ外出が増えた人は、おつき合い費もチェック。
「ランチは1回1500円などと予算を決めると、出費が膨らみません。豪華なランチに行くならその分回数を1回減らす、など調整して」
他にも、映画や美術館などのサービスデーやシニア割も活用できる。免許を返納した人には、タクシー乗車時の割引やコミュニティバスの乗車券の提供、定期預金の金利上乗せなど、自治体ごとの特典も。警視庁や自治体のホームページで確認しよう。
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