【2023年の値上げに負けない】食費や家計のやりくりは? 畠中雅子さんが伝授!
支出を削りにくいもの対策
医療費は?
2022年10月以降、初診料はマイナンバーカードと一体化した保険証を使うと、紙の保険
証利用時より安くなる(※)。10月から75歳以上で一定以上の所得がある人の窓口負担は2割に増えたが、同じ病院で月3000円以上払うと超えた分が口座に払い戻される。役所で口座の事前登録を。
※マイナ保険証を利用可能な医療機関の場合。
食費は?
買い物は3日に1回にして、旬の野菜などその日安いものを買うのがおすすめ。買ったもので2日分の献立を決め、残った食材で在庫一掃メニューを作れば食品ロスが出ず、ムダな出費が減る。まとめ買いした肉などで冷凍庫が満杯の人は、いったん全部使い切ってしまおう。冷蔵庫の中がスッキリすると、在庫がすぐわかって、重複買いやムダ買いが防げる。
スマホ通信費は?
スマホ料金に何が含まれているか、一度確認して使っていないサービスは解約しよう。ギガ数は、自宅にWi-Fiがあり外出先でスマホをあまり使わない人なら最低限の1~3ギガで十分。格安スマホや大手キャリアのセカンドブランド(ドコモのahamo、auのpovoなど)に切り替えるのも有効。買い替えるときは、型落ち品なら安く購入できるので店頭で相談を。
次回は、「一度見直すと効果大!」のやりくりについて伺います。
※この記事は「ゆうゆう」2023年1月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
ファイナンシャル・プランナー
畠中雅子
ファイナンシャルプランナー(CFP®️)。新聞、雑誌、ウエブなどに多数の連載、レギュラー執筆を持つ。セミナー講師、講演、相談業務、金融機関へのアドバイス業務なども行っている。高齢者施設への住み替え資金アドバイスをする「高齢期のお金を考える会」や、ひきこもりのお子さんの生活設計を考える「働けない子どものお金を考える会」などを主宰。『70歳からの人生を豊かにする お金の新常識』(高橋書店)、『貯金1000万円以下でも老後は暮らせる』(すばる舎)、『病気にかかるお金がわかる本』(主婦の友社・共著)など、著書、監修書は70冊を超える。
ファイナンシャルプランナー(CFP®️)。新聞、雑誌、ウエブなどに多数の連載、レギュラー執筆を持つ。セミナー講師、講演、相談業務、金融機関へのアドバイス業務なども行っている。高齢者施設への住み替え資金アドバイスをする「高齢期のお金を考える会」や、ひきこもりのお子さんの生活設計を考える「働けない子どものお金を考える会」などを主宰。『70歳からの人生を豊かにする お金の新常識』(高橋書店)、『貯金1000万円以下でも老後は暮らせる』(すばる舎)、『病気にかかるお金がわかる本』(主婦の友社・共著)など、著書、監修書は70冊を超える。