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Haruさんの仕事と自分時間のバランス術。本業と副業を両立させ、TikTokで起業の勉強

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ゆうゆうtime編集部

マチュア世代のみなさんは、「私らしく働く」ということをどうとらえているでしょうか。自分らしく暮らしつつ、ひとりで家計を支えている素敵な女性にお話をうかがった書籍『私らしく、働くということ』から、会社員であり、副業でオンラインショップを運営するHaruさんを紹介しましょう。

profile
Haruさん
年齢:40代
職業:会社員(販売・事務)、個人事業主(オンラインショップ運営)
家族:息子(21歳)、娘(17歳)
住まい:持ち家一軒家
instagram

work 私と仕事

パートから正社員に昇格。 自宅で副業も始めました

Haruさんは8年前に短時間パートとして入社した会社で働き続けています。

「フルタイムパート、正社員として順調にステップアップしてきました。担当業務を自分の裁量で決められることもあり、やりがいを感じています。もちろん、そのぶん責任も。これだけ長く同じ会社に勤めることができたのは、人間関係が良好だから。合わない職場はすぐに離れます。ストレスの少ない環境で働くことが大切だと感じているからです」

約1年前からは、オンラインショップの運営も開始。この副業を本業にするのが目標ですが、雇用されているメリットも大きいと実感。よほどのことがなければ今の働き方を継続するつもりです。

work,past&future 仕事、これまでとこれから

子育てが落ち着いてパートに。 離婚を機に正社員になりました

高校卒業後はアルバイトを経て結婚・出産。子育てを優先してきました。

「ハンドメイド作品をネット販売してお小遣い稼ぎ。下の子が小学生になりパートを始めました。その後、離婚を考え始めたことでフルタイムパートに。離婚を機に正社員になりました。離婚後の生活準備を滞りなくできたのは幸いでした」

仕事は、第一に収入を得る手段として考えていますが、自分の存在意義を感じる場所でもあります。

「コロナ禍でもテレワークができない職種。以前は残業があったのですが、スタッフ増員後は定時で帰れるようになりました。こうして空いた時間を使って、副業を始めようと思い立ったんです」

ノートPCは会社支給と個人用の2台持ち。仕事アイテムはカラーを統一してすっきり見せています。

40代で入院と手術を経験。忙しいと惣菜や外食に頼りがちになるため、今は自炊を多めに。サラダや野菜入り汁物は毎日必ずとります。

second job 副業始めました

家でできることが条件。 起業の勉強はTikTokで

副業は、本業に影響がでないよう空き時間でできるものを選択。

「お金もあまりなかったので、設備投資がほぼかからず家でできるオンラインショップ運営に決めました。自身が興味のある商材を取り扱っているため、会社勤務とは別の楽しさややりがいがあります。誰に何を言われることもなく好きにやれることもメリットです」

仕入れ時は海外とやりとりしますが、英語ができないので翻訳ツールを活用。そのほかのスキルアップはTikTokを通じて。

「起業成功者の配信を見て、考え方の参考にしています。講演会は有料だし、YouTubeは視聴に時間がかかる……。TikTokが手軽ですき間時間にちょうどいいんです」

入院後は健康管理のためApple Watchを導入。

休日は5時間ほど副業にあてています。副業の収入は、業務拡大のため手をつけずとってあります。

TikTokで入手した情報はそれで終わらせず、書籍で補完。今は勝友美さんの著書を読んでいます。

毎日のように届く、仕入れ商材の段ボール。

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