「この食生活なら食べても太らない!」管理栄養士が教える太らない食べ物BEST3
食事に気をつけても、食事量を減らしてもやせない……。それは食べ方を間違えている可能性が大です。太りやすい食材とやせ効果の高い食材があるのをご存じですか? 太らない食べ方のコツを管理栄養士の菊池真由子さんに教えていただきました。
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食事で太らないためには、食材の選び方に工夫が必要!
太りやすいのは、炭水化物や脂肪分の多い食材
「50代以降が太る最大の原因は消費カロリーの7割を占める基礎代謝の低下です。消費カロリーが減っているのに今までと同じように食べたら、余分なカロリーが体脂肪として蓄積されてしまいます」
と管理栄養士の菊池真由子さん。だからといって極端な食事制限は逆効果。食べないと、生きるために体が省エネモードとなり、食べ物がエネルギーとして消費されにくい「太る体質」になってしまうという。ならば、どうしたらいいのか?
「食材の選び方を工夫しましょう」
食材には太りやすいもの、食べるとむしろやせやすいものがある。太りやすい食材は穀類や砂糖など高カロリーの炭水化物、バターなど脂肪分の多いもの。なかでも注意したいのが炭水化物のとりすぎだ。
「炭水化物に多く含まれる糖質は体を動かすエネルギー源であり、脳や神経を働かせるために必要なもの。ただし、余った糖は体内で脂肪に変換されてしまいます。しかも糖質は消化・吸収が早く、すぐ胃の中がからっぽに。空腹になると脳が食欲を増進させるホルモン・グレリンを分泌するため、間食が増えてますますカロリー過多になってしまいます」
やせる食事のキーワードは「たんぱく質」と「ビタミンB群」
逆にやせ効果の高い食材の代表は肉や魚などたんぱく源、そしてビタミンB群を含むもの。
「たんぱく質は、食後に体温を上げてカロリーや脂肪を燃やす働きがあります。カロリーは大事ですが、それにとらわれすぎて『肉は食べない』などという食生活はNG。たんぱく質をとらないと食べたものが燃焼されず、かえって太ってしまいます。また、ビタミンB1やB2、B6などビタミンB群は糖質をエネルギーに変える働きがあり、新陳代謝もよくしてくれます」
食材がもつ栄養素の特性を知って太りやすいものは控えめに、やせ効果の高いものはしっかりと!
「この食生活を心がければ、食べても太りません!」