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兼子ただし
まずはどの部分が痛いのかを確かめます。特に強い痛みを感じている部分があるはずです。重症の方は、あおむけに寝て行ってもOKです。
腰の痛みのある位置を、真反対のおなか側から押さえましょう。押すと痛く、かたく緊張している部分があれば、それが腰痛の真犯人です。
口からフーッ
おなかをぐっと押しながら、5秒かけて口から息を吐きます。おなかを押す強さは、あまりぐりぐりと押しすぎず、やさしく力をかける程度の強さで。
鼻からスッ
手を離して、5秒かけて鼻から息を吸います。このときに緊張がとれていきます。これを3〜5回繰り返すと、腰が軽くなるのが感じられるはずです。
腰の痛い部分に直接アプローチしたい方はこちらのバージョンを試してみてください。腰痛の中でも、特に痛い部分をつまんでください。
痛い部分をつまんだまま、5秒かけて鼻から息を吸います。
痛い部分をつまんだまま、5秒かけて口から息を吐きます。これを3〜5回繰り返すと、腰の緊張がゆるむはずです。
ストレッチトレーナー、理学療法士
早稲⽥⼤学⼤学院スポーツ科学科修⼠号取得。2001年に日本初のストレッチ専門店『SSS』を開業し、ストレッチ業界のパイオニアとして、長年にわたり活躍。独自に開発したKanekoストレッチは、国士舘大学との共同研究や早稲田大学大学院にて研究を...