【観葉植物】吉谷桂子さんが提案! 簡単な鉢カバーで【インテリアグリーン】をよりおしゃれに
緑のある生活は心癒やされるもの。さらに、「眺めて楽しい景色をつくりましょう!」と、園芸研究家の吉谷桂子さんは提案します。最小限のお手入れで手軽に楽しめ、インテリアとの調和を考えたグリーンの取り入れ方をご紹介します。
目次
ポット苗をカバーするだけで 「楽しい眺め」が生まれる
グリーンは室内にあるだけで癒やされるし、花がら摘みの必要もなくて手間がかかりません。この夏はグリーンの魅力を見直してみませんか。
インテリアでグリーンを楽しむときにおさえたいポイントは2つ。
まずは手間のかからないローメンテナンスの植物を選ぶこと。水やりの手間が少ない乾燥に強い植物や、株姿の乱れない「じっとしている植物」がおすすめです。
次に、コンテナのカバーにこだわって、眺めて楽しい景色をつくります。布や紙など、室内だから利用できる素材を生かし、植物をインテリアとして演出しましょう。
インテリアグリーンの清潔感を保つコツ
室内で楽しむインテリアグリーンは、ちょっとした葉の傷みでも気になるもの。見苦しくなく清潔感を保つことがとても大事です。
だからといって、傷んだ葉を1枚取り除いてしまうと、貧弱で寂しい景色になりかねません。傷んだ部分だけを目立たないようにカットしましょう。
植えかえる場合は有機質を含まない室内園芸用土を利用して、清潔感をキープしています。
アイデア① カバーを縁取ることでスーツを着たようなおめかし感
緑の葉に入る黄色の葉脈が美しい【ペペロミア・プテオラータ】は、日陰にも乾燥にもとても強く、頻繁な水やりもいらない丈夫なインテリアグリーン。
そんなペペロミア・プテオラータのポット苗を、厚紙に布などを張って作った簡単なカバーに入れてみました。花が咲かず若干、地味な分、鉢カバーの素材やアクセサリー選びで、表情をつけて遊べる楽しみがあります。
植物と同系色の布を全体に張ったあと、布と似た色合いのトリミングブレード(テープ状の縁飾り)を上下の縁にあしらい、改まった印象に。