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【ガーデニング】ローメンテナンスで長く楽しめる「ガーデンシクラメンの寄せ植え」

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園芸ガイド編集部

「まとまったフォルムのシクラメンは、初心者でもパーフェクトな寄せ植えが作れます」と話すのは英国園芸研究家の吉谷桂子さん。ここでは、耐寒性のある「ガーデンシクラメン」を使った、春まで長く楽しめる寄せ植えをご紹介します。

春まで長く楽しめる【シクラメン】

「花よし、葉っぱよし」で、シクラメンほどローメンテナンスで長く楽しめる冬の花は他にありません。

近年は耐寒性のあるガーデンシクラメンの登場で、関東以西の暖地なら戸外で楽しめます。ミニシクラメンと呼ばれるものには耐寒性のない品種もありますが、今回はすべてガーデンシクラメンを使っています。

シクラメンの魅力は、次から次へと咲く花だけでなく、普段からお行儀よく姿が乱れず、まとまり感のある葉が美しく、春まで株の大きさもさほど変わらないことにあります。

今後は花だけでなく、彫刻的なフォリッジプランツとしても注目して、自分だけのシクラメンコンテナの可能性を発見してみませんか?

【ガーデンシクラメンの寄せ植え①】花色の濃淡をシンメトリーにあしらって、珍しいバイカラーの品種をクローズアップ

ピンクと白の2色咲き(バイカラー)のガーデンシクラメンは珍しいので、アクセントプランツとして考えます。シクラメンと同じピンクと白のつぼみをもつハナカンザシは、すき間を埋めるフィリングプランツとして優秀です。

中央の真紅から両サイドの白へ、花色の濃淡をシンメトリーに配置するとフォーマルな印象に。北風の当たらない軒下で、花が次々に咲きます。

苗の配置図

A:ガーデンシクラメン(白)
B:ガーデンシクラメン(ピンク)
C:ガーデンシクラメン(バイカラー)
D:ガーデンシクラメン(赤)
E:ハナカンザシ
F:アイビー ‘雪ほたる’

コンテナの大きさ/77cm×17cm、高さ14cm

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