やせる魚は「刺し身 or 焼き魚」? 管理栄養士監修【ダイエット中の食事】
やせる魚は? 正解は【A】刺し身
DHA・EPAの摂取は生がいちばん!
魚は動物性たんぱく質が豊富なうえ、脂には血液をサラサラにして中性脂肪を下げるDHAやEPAが含まれています。体によいDHAとEPAを余すことなく食するためには刺し身がいちばん。
次によいのはDHAとEPAが溶け出した汁も食べられる煮魚でしょう。
焼き魚は脂が溶け落ちてしまうので、もったいないのです。
何より避けたい調理法は揚げること。魚を揚げるとDHAとEPAが油に溶け出して7割も失われ、しかも揚げ油でカロリーが高くなります。
刺し身におすすめの魚
1位 あじ
2位 かつお(たたき)
3位 まぐろ(中トロ)
あじはDHAとEPAが多く、脂肪を燃やす必須アミノ酸・リジンも豊富です。ビタミンB群がバランスよく含まれたかつおは、にんにくじょうゆで食べるとビタミンB群の働きがより引き出されます。青魚以外ではDHAとEPAが多いまぐろもおすすめです。
※この記事は「ゆうゆう」2022年7月号増刊(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。
※2023年7月29日に配信した記事を再編集しています。
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管理栄養士
菊池真由子
きくち・まゆこ●1966年、大阪府生まれ。管理栄養士、健康運動指導士、NR・サプリメントアドバイザー、日本オンラインカウンセリング協会上級オンラインカウンセラー。大阪大学健康体育部(現・保健センター)、阪神タイガース、国立循環器病センターを経て、厚生労働省認定健康増進施設などで栄養アドバイザーを務める。ベストセラーになった『食べても食べても太らない法』(三笠書房)など著書多数。近著は『65歳から体と頭を強くするおいしい食べ方』(三笠書房)。
きくち・まゆこ●1966年、大阪府生まれ。管理栄養士、健康運動指導士、NR・サプリメントアドバイザー、日本オンラインカウンセリング協会上級オンラインカウンセラー。大阪大学健康体育部(現・保健センター)、阪神タイガース、国立循環器病センターを経て、厚生労働省認定健康増進施設などで栄養アドバイザーを務める。ベストセラーになった『食べても食べても太らない法』(三笠書房)など著書多数。近著は『65歳から体と頭を強くするおいしい食べ方』(三笠書房)。