スマホで撮る紅葉写真が劇的に変わる!プロに教わるちょっとした6つのコツ
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橋本哲
3 曇りの日は、明るさと彩度をコントロール
紅葉を撮るなら、晴れた日がおすすめです。
紅葉の時期は、日本では太陽の角度が低くなり、斜めからの光が当たります。
太陽の角度が低いと、陰影がつきやすく、立体的な写真が撮りやすくなるのです。
とはいえ、曇りの日に紅葉を見に行くことはあるでしょう。
そんなときは、スマホの彩度と明るさを上げる機能を活用しましょう。
筆者の手持ちのiPhone12 Pro Maxの場合で説明します。
まず明るさを上げます。
紅葉にスマホを向けて、ピントをあわせたい部分をタップすると、黄色い四角い枠と、その右側に太陽マークが表示されます。その太陽マークを押しながら、指を上になぞれば明るくなります。
太陽マークを上になぞって、ちょうどいい明るさに持っていき、写真を撮りましょう。
次に、撮った写真を画面に表示させます。
補正したい写真を画面に表示させ、「編集」をタップ、次に「明るさ」をタップして、スライダーを左右に動かして明るさを調整します。
続いて「彩度」をタップして、スライダーを左右に動かして彩度を調整します。
調整がが終わったら、チェックマークをタップします。
撮影前と後に、明るさと彩度を2段階で上げます。多少、人工的になりますが、イキイキとした紅葉の写真に変身します。
カメラ内のコントロールが簡単にできるところが、スマホカメラのいいところです。
4 落ち葉を撮ってみよう
スマホを下に向けて、落ち葉を撮ってみましょう。
落ち葉の落下は自然そのもの。その置き所にさえ美しさがやどります。
ただスマホを向けるのではなく、どう画面におさめるか、上手に切り取ってみるのもおもしろいのです。
黒っぽいアスファルトなどコントラストが際立つところはおすすめです。
木漏れ日があると良いように思いますが、これは逆。ごちゃごちゃしてしまい、落下の美しさを損ないます。
葉っぱを人の手で並べてみました。どうでしょう?
自然の配置がいかに美しいか、ということがわかります。