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【マチュア世代の美容医療】良心的なクリニックの見分け方とは?これだけは覚えておきたい!

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植田晴美

美容医療クリニックというと、興味はあるけど、受診したら、施術を無理やり勧められるのでは⁉と不安を感じている人がいるかもしれません。良心的なクリニックの見分け方を、どうたいクリニック美容皮膚科院長の岡部圭介医師と、設楽敦子看護師に教えていただきましょう。

★前回はこちら★

50代に多い悩み、いぼやほくろ、眼瞼下垂。保険治療と自費診療、どちらを選べばいいの?【マチュア世代の美容医療】

予約から問診、診察、カウンセリングまで、 一連の対応も自分なりにチェック

保険適用のクリニックは予約制のところもあれば、予約不要のところもあります。一方、美容医療クリニックは基本的に予約制となります。なぜかというと、たとえばシミの治療であればこの機械を使う、ほくろやいぼの治療であればこの機械を使うというふうに、施術に必要な機械、医師・看護師などのスタッフを確保しておく必要があるからです。そのため、予約時に受けたい施術が決まっていないと、施術の予約は取れない場合もあります。

当日、施術まで考えていない場合でも予約は必須。予約の方法や予約キャンセルのルールなどについては、各クリニックのホームページに記載されています。
 
受診後の一般的な流れは以下の通りです。

①問診表を記入する

相談したい悩み、予算、希望する施術、既往歴、現在治療中の病気やアレルギーの有無、常用している薬があるか、過去の既往歴、治療歴などを記入します。

問診票に相談したい悩みを記入します。

②医師の診察を受ける

問診表をもとに診察をして、悩みを聞き取り、それぞれに合った施術を提案します。

③カウンセリング

施術の細部についてはカウンセラーが説明します。医師の説明でわからなかったこと、気になることなどがあったら、遠慮せずどんなことでも質問しましょう。また費用についても、このときにくわしく説明があります。

④施術を受ける

施術のメリット・デメリット、費用などについて理解、納得したら、実際の施術を受けます。

クリニックの雰囲気や患者さんに対する姿勢は、スタッフの言動に自然ににじみ出るもの。予約から③までのすべての段階で自分に合うクリニックか、信頼できるかどうかを自分なりにチェックしながら臨むとよいでしょう。

「せっかく来たのだから」と施術を焦らない。 セールストークに要注意!

「診察を受け、カウンセリングまでしてもらったのだから、施術を受けて帰りたい」
「せっかく予約をとってきたのだから、何かしら施術を受けたい」
と思う人も多いでしょう。

でも美容医療は病気を治す治療ではありません。
つまり、診察を受けたから絶対に施術しなくてはいけないもの、ではありません。

医師やカウンセラーの説明がよくわからない、疑問が残る、説明の内容は理解できたけれど施術を受けるのは不安な場合など、いったん持ち帰ってゆっくり考えましょう。

クリニックの中には、「今日、申し込んでもらえれば●%オフになります」「今日までキャンペーン価格でできます」というようなセールストークで施術契約を急かすところもあります。

「今だけ」「今日まで」と言われると、「それなら……」と焦ってしまいますよね。でも、もしそのようなキャンペーンを本当にしているのであれば、ホームページ等できちんと告知されているはずです。クリニックのホームページでキャンペーンやモニター募集をしているのかどうかなど、受診前に確認しておくといいでしょう。

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