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【マチュア世代の美容医療】シミの5タイプとは?タイプに合った治療を受けないと「逆に濃くなってしまうので要注意!」

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植田晴美

美容医療はシミの改善に有効だといいます。ただ、シミの種類を見分けるのはとても難しいのです。さらに、マチュア世代は違うタイプのシミが混在していることも少なくないのだとか。代表的なシミの5タイプの特徴や施術について、どうたいクリニック美容皮膚科院長の岡部圭介医師と、設楽敦子看護師に、お話を伺いました。

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【マチュア世代の美容医療】悩みが増える50代以上におすすめ。効果を実感しやすい施術はコレ!

濃いシミ、薄いシミ、肝斑、そばかすなど、シミの種類によって治療法が異なる

マチュア世代になると、シミを隠すため「カバー力のあるファンデーションを愛用している」「コンシーラーが手放せない」という人もいるでしょう。また「お化粧が厚いと老け見えするから、シミを隠すのをあきらめている」という人もいるかもしれません。

シミに悩むなら自費診療の美容医療という選択も! 

シミの代表的なものは次の5タイプに大きく分けられ、それぞれのタイプによって適切な施術が異なります。

1 老人性色素斑 、脂漏性角化症

紫外線の影響が蓄積することが主な原因。加齢に伴って肌のターンオーバーが長くなる40代以降に目立ってくることが多いでしょう。大きさ、濃さはさまざまで、類円形でシミの輪郭がはっきりとしているのが特徴です。頬の外側部によくできます。平坦な老人性色素斑が徐々に隆起して脂漏性角化症という盛り上がった状態になることがあります。

<主な施術>
★Qスイッチレーザー(ルビーレーザー、YAGレーザーなど) 、炭酸ガスレーザー
メラニン色素に反応しやすい出力で照射できるQスイッチレーザーを使うのが一般的です。

施術後はテープを貼り、患部が落ち着くまで1週間~10日程度保護します。
レーザーを照射した部分のシミはいったん濃くなり、その後、かさぶたのような状態になってはがれ、徐々にきれいな状態になっていきます。

盛り上がった脂漏性角化症には、炭酸ガスレーザーを用いて皮膚の表面を削る治療を行います。

老人性色素斑、脂漏性角化症は1回のレーザー治療で改善することが多いタイプのシミ。施術後、かさぶたがはがれた後、一時的に濃い色になってから少しずつ薄い色になり、周りの肌の色と変わらない色になります。このときの色素沈着予防&改善のため、施術部位にハイドロキノンクリームを塗るとよいでしょう。

「老人性色素斑でも、色の薄いものはレーザーが反応しにくいため、施術の適応とならないことがあります」(岡部医師)

2 炎症後色素沈着

やけどや炎症性ニキビ、虫刺されなどによって、皮膚に炎症が起きた跡がシミになったもの。大きさはさまざまで、自然に色が薄くなっていく場合もあります。受診時は「いつごろできたシミか」を伝え、適切なタイミングで施術を受けるようにしましょう。

<主な施術>
★Qスイッチレーザー(ルビーレーザー、YAGレーザーなど)
色素沈着が気になり始めてから半年~1年経っても、色が薄くなっていかない場合は老人性色素斑と同様に、Qスイッチレーザーで施術を行います。

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