【ガーデニング】かわいい赤い実がなる植物8選。鉢で育てて楽しもう
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光武俊子
万葉集にもうたわれた美しい実 サネカズラ
観賞期:11~1月
つるの長さ:3~7m
関東以西の温暖な山野に自生するつる性の常緑木本。つるをフェンスなどに誘引して楽しめます。ペンダントのような実のつきかたが特徴的で、ビナンカズラとも呼ばれます。雌雄異株で雌株にしか実がなりませんが、近年は雌雄同株の品種も登場しています。
樹形が乱れにくいシンボルツリー ソヨゴ
観賞期:11~2月
樹高:約10m
風に吹かれると木の葉がそよそよと音を立てることから名前がつきました。モチノキの仲間で地植えすると10mほどに成長しますが、剪定してコンパクトに保てられるので、シンボルツリーとして人気です。実をならせるには雌株を植え、近くに雄株があることが必要。
コンパクトでグラウンドカバーにも チェッカーベリー
観賞期:11~3月
樹高:10~20㎝
北アメリカの東北部原産で、寒さに強い常緑の低木です。コンパクトなポット苗で流通するため、寄せ植えなどにも使いやすい。日陰に強くて、家の陰になる場所のグラウンドカバーにも利用できます。初夏に釣り鐘形の白い花を咲かせるのもかわいらしいものです。
さまざまな暮らしに役立つ縁起木 ナンテン
観賞期:11~2月
樹高:2~3m
日本をはじめとする東南アジアに分布します。「難を転じる」縁起のよい木として、お祝い膳の赤飯に添えたり、生垣などに古くから利用されてきました。葉には防腐効果があるとされ、実を乾燥させたものが咳止めに使われます。日陰に強く、盆栽にも向きます。
自然を身近に感じて楽しみたい
ナンテンやセンリョウ、マンリョウ、ソヨゴなどは鳥を呼び寄せる木とされます。華やかな花木とは異なりますが、庭やベランダに1本あると、自然を身近に感じられるのではないでしょうか。
樹木は草花より一般的に丈夫で、手をかけなくても大丈夫です。寒さ厳しい季節に、彩りを楽しませてくれる赤い実の木を育ててみませんか。
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