【ローズ】の栽培方法と活用アイデア4選|桐原春子さんの育てて楽しむハーブ生活
活用アイデア③④ ローズボール&サシェ
ローズのつぼみをたっぷりと贅沢に使ったローズボールは、リボンやひもをつけて部屋に吊るしても、そのままコロンところがしてもおしゃれ。濃厚な甘い香りが漂って幸せな気分に。
ハート形の愛らしいサシェには、ローズのつぼみや花びら、ラヴェンダーなど、好みの香りのドライハーブを詰めて。布にリボンを縫い留めたり、刺しゅうをしたり、自分ならではの作品を作ってみてください。
ローズボールの作り方
❶直径5㎝の球形の発泡スチロールに、縦方向に約8㎜間隔で、竹串で穴をあけ、ぐるっと一周する。上から見た図の番号順に、これを6回繰り返す。
❷ローズのつぼみ(ドライ)約75gの根元のふくらんだ部分に接着剤をつけ、①であけた穴に埋め込んでいく。発泡スチロールが見えている部分には適宜、竹串で穴をあけ、ローズのつぼみを同様の方法で留めつける。
※吊るす場合は、ボールの頂点に竹串で穴をあけて接着剤を入れ、ループ状にして根元をねじった地巻きワイヤを埋め込み、リボンなどを通す。
サシェの作り方
❶10~12㎝角の布を2枚用意し、1枚の布の裏側にハート形を描く。
❷①の布を中表に合わせて留め、①の線の内側0.5㎝を、返し口を約5㎝あけて縫う。
❸①の線に沿って切る。ハートの上部のくぼみの部分は0.3㎝ほどの切り込みを入れる。
❹布を表に返し、ハートの輪郭に沿って手芸綿を少量詰め、ハートの輪郭を出す。
❺好みのドライハーブ(ローズのつぼみの場合は5輪程度)を入れて、返し口を縫い閉じる。
※詰めるドライハーブの種類や量によっては手芸綿を入れず、ドライハーブのみを詰めてもOK。
撮影/川部米応 イラスト/山田 円
※この記事は「ゆうゆう」2020年2月号(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。
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園芸研究家
桐原春子
英国ハーブソサエティー終身会員。長年、自宅でさまざまな植物を育て、家庭での実用的かつ美しい庭づくりを提唱。国内外の多くの庭を訪れ、ハーブの歴史、育て方、利用法を研究。カルチャースクールでハーブ教室の講師を務める。『知識ゼロからの食べる庭づくり』(幻冬舎)など著書多数。ブログ「桐原春子のハーブダイヤリー」やインスタグラムでも情報を発信中。
英国ハーブソサエティー終身会員。長年、自宅でさまざまな植物を育て、家庭での実用的かつ美しい庭づくりを提唱。国内外の多くの庭を訪れ、ハーブの歴史、育て方、利用法を研究。カルチャースクールでハーブ教室の講師を務める。『知識ゼロからの食べる庭づくり』(幻冬舎)など著書多数。ブログ「桐原春子のハーブダイヤリー」やインスタグラムでも情報を発信中。