全身に使える【マッサージャー】3選。50代からはコンパクトな一台を|家電のプロ・神原サリーさんおすすめ
ライフステージの変化や、体や心のゆらぎを日々実感するマチュア世代。そんな大人の暮らしをより豊かで快適にしてくれるアイテムを、家電のプロ・神原サリーさんがナビゲート。第10回は「マッサージャー」3点をご紹介します。
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肩こりや腰痛などを感じたとき、手軽に体をほぐしてくれるマッサージャー。ここ数年、よく見かけるようになったガンタイプや、椅子などに置いて使うクッション型、シート型などがおなじみですが、どのタイプも使いやすさ、心地よさが年々進化していると神原サリーさんは言います。
「ブームが続いているガンタイプのケアグッズは、登場した当初は重かったり、振動が強すぎたりで、使い続けたいと思えるものが少なくて。正直なところ、『好みじゃないなぁ』と思っていたんです。それがどんどん軽量化して使いやすくなり、振動の強さもとてもいい塩梅に。また、手が届きにくい背中や腰までケアできるものも登場し、体全体をケアできるようになりました」
一方、マッサージクッションやマッサージシートもコンパクト化が進んでいるそう。
「リラックス家電を使うタイミングは、体が疲れているとき。そんなときに、わざわざ収納場所まで取りに行くのは面倒ですよね。だからこそマッサージャーは、コンパクトで、出しっぱなしにしていても気にならないサイズのものがおすすめなんです。
といっても、当然機能も大事。今回ご紹介するマッサージクッションとマッサージシートは、機能もサイズ感もどちらも優秀。コンパクト化が進んだことで、肩、腰、足など、全身にフレキシブルに使えるようになった点も、うれしいポイントです」
ドクターエア「エクサガン ハンディPRO」
もともとは、スポーツ選手の筋肉のケアのために使われていたガンタイプのケアグッズ。その名のとおり、鉄砲のような形をしているのが特徴で、特定の部位にピンポイントで振動を与えることができるアイテムです。
「この形ゆえ、手の届く範囲にしか使えなかったのがガンタイプのウィークポイントだったのですが、『エクサガン ハンディPRO』は、開閉するアームのおかげで背中や腰までアプローチが可能に。特殊な付属品などを使わずに、これ一台で全身のケアができるというのは本当にラク。他のガンタイプのケアグッズにはない大きな特徴です」
重量は約350gと軽量で、片手で軽々と操作することができます。
「実際に使ってみると、もっと軽く感じると思いますよ。200g台のガンタイプのケアグッズもありますが、こちらは特に重心のバランスがいいんでしょうね。アームを開いたときも、閉じたときも重さを感じず、とても使いやすいんです。筋力の低下を感じるマチュア世代も、気軽に使える一台です」
振動回数は、モード変更ボタンで調節可能。刺激の強さは、圧力バロメーターランプの色の変化で確認できるようになっています。
「振動回数は、最大で3000回/分まで上げることができますが、私は振動回数も圧力も最弱レベルが心地よくてお気に入り。それでもじゅうぶんに筋肉を刺激することはできるので、使い慣れないうちは低レベルでの使用が安心。もみ返しも防げます」
「エクサガン ハンディPRO」REG-07 全2色
サイズ:51.5mm×134mm(アタッチメント未接続時)×199mm(アーム最大時277)
重量:約350g(本体のみ) 振動回数:レベル1 約1500回/分、レベル2 約2000回/分、レベル3 約3000回/分、レベル4 約800回/分
タイマー:約10分 充電時間:約2時間
1万7600円
ドクターエア ☎︎0120-05-8000
https://www.dr-air.com/jp/ja/products/exagun-handy-pro/