【ガーデニング】園芸家・青木純子さんの庭を美しくキープする春の作業「花がら摘み」「害虫予防」「つるの誘引」
約30年にわたり、京都にある自宅の庭をつくってきた園芸家・フォトグラファーの青木純子さん。年齢を重ねても、無理なく美しい庭を維持するために、試行錯誤の末、たどりついたのが「手間いらずの多年草 多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。 花がら摘みとは、咲き終わった花(花がら)をこまめに取り除く作業のことです。見た目をきれいに保つだけでなく、新しい花を咲かせやすくし、病気の予防にもなります。
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ミモザが満開になると春の園芸スタート
3月下旬~4月上旬のミモザが満開になるころ、そろそろ春のガーデニングのスタートです。少しずつ成長する植物たちのペースに合わせた小さな作業が主なので、のんびりと作業が進められます。 誘引とは、植物の枝やつるを支柱やフェンスに沿って結びつけ、形を整えたり、日当たりをよくしたりする作業です。生長に合わせて、ひもなどでやさしく固定します。見た目を美しくするだけでなく、花つきや収穫量にも影響します。 誘引とは、植物の枝やつるを支柱やフェンスに沿って結びつけ、形を整えたり、日当たりをよくしたりする作業です。生長に合わせて、ひもなどでやさしく固定します。見た目を美しくするだけでなく、花つきや収穫量にも影響します。 剪定とは、植物の不要な枝を切り取る作業のことです。形を整えたり、風通しをよくしたり、枝分かれを促したりする目的で行われます。剪定を行う目的に合った正しい時期に行うことが大事です。
花が終わった早春のスイセンやヒヤシンスの花がらの整理、伸びてきたクレマチスのつるの誘引
そしてミモザが満開を過ぎたら、春一番の大きな作業、ミモザの強剪定
バラも新葉を展開し始めるので、毎朝、葉裏にチュウレンジハバチの幼虫がいないか、アブラムシの発生はないかをチェック。
そんな本格的な春の訪れとともに少しずつ増えてくる、わが家の春の園芸作業をご紹介します。