疲労回復に最強の朝ごはんとは? 医師監修【疲れにくい体を作る食事術】
食事にも気をつけている。でも、疲れが取れない……。それは疲労の予防法や回復法が間違っているからかもしれません。疲れない体をつくるためには生活の見直しが必須。正しい情報を得て、疲労体質から脱出しませんか? ここでは内科医の工藤孝文さんに、疲れにくい体をキープする食事法について教えていただきました。
1日3食で疲れにくい体をキープ
「朝は食べずに1日2食」「昼食には甘い菓子パンをつまむだけ」……。疲れがたまりやすい原因は、その食生活にあるのかも。内科医の工藤孝文さんは、こう言う。
「1日2食で日中のエネルギーが不足すると、体はケトン体を産生します。ケトン体はエネルギー源となる一方、疲労感やだるさ、頭痛を引き起こしてしまうのです」
つまり、1日2食の生活は疲労のもと。だからといってダラダラと食べ続けるのはNG。消化器官に負担がかかるうえ、空腹感がないと細胞を活性化する物質・グレリンが分泌されずに老化が進んでしまうそう。
「朝・昼・晩の1日3食が最も効率のよいエネルギーの補給法であり、疲れにくい体と若さの秘訣です」
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