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【リフォーム実例】60代からの住まいの整え方 刺繍デザイナー 青木和子さんのキッチン・リビング・洗面室【後編】

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ゆうゆうtime編集部

Living &Dining Room

壁を落ち着いた白に塗装し直してリフレッシュ

リビング&ダイニングは、壁を以前より少し暗めの白に塗装し直しただけですが、清潔感が出てリフレッシュできました。フローリングは37年前の新築時に選んだ無垢のオーク材。もはやヴィンテージですね(笑)。無垢材だと、古くなってもそれなりの表情が感じられます。

ダイニング家具は新築してすぐにそろえた「モビリア」のもの。「40年近く使っているので買い替えを考えたこともありましたが、娘から『ここに座ると帰ってきたって感じがする』と言われて、使い続けることにしました」

リビング&ダイニングの壁面に飾られた青木さんの作品。緑色がメインの作品を集めました。下の白いユニット家具は、夫が独身時代に使っていたもの。

3連の上げ下げ窓から庭が眺められるリビングコーナー。ナチュラルな木のフレームのソファはデンマーク製。シートカバーは歴代の愛猫にボロボロにされ、青木さんが何度もつくり直して今にいたるそう。

Washroom

窓からの光と自然素材が心地いい空間

あまり汚れないしお掃除が楽なので、洗面室は一番好きな場所。以前の洗面台も白でしたが、キッチンとおそろいの扉材でつくり変えてもらいました。床は耐水性があってやわらかなコルクタイル、壁は調湿性のある珪藻土に。

プランナーにすすめられて洗面台の上部に棚を設置。「旅行先のイギリスやカナダで購入した品々を飾っています。殺風景にならなくていいですね」

「グローエ」のクラシカルな水栓が青木さんのお気に入り。事前にカタログなどを見て決めていたそうで、「プランナーさんに、水栓だけ決まっている人はめずらしいですと言われました(笑)」

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