【ガーデニング】さわやかな香りと愛らしい花を楽しむハーブの寄せ植え
ラヴェンダー、ミントなど、香り高く、リラックス効果などで知られるハーブの寄せ植えは、鉢の存在そのものが癒やしになります。長年にわたってハーブを育て、その利用法を研究してきた桐原春子さんに、香りを楽しむハーブの寄せ植えを教えていただきました。
寄せ植えを病害虫知らずで育てるポイント、苗の植えつけ方法は↓↓でご紹介しています。
【ガーデニング】初心者でも育てやすく料理に活躍するハーブの寄せ植え
香りを楽しむハーブの寄せ植え
「料理用、クラフト用などと、用途別に寄せ植えを作っておくと便利」と話すのは、園芸研究家の桐原春子さん。
今回は、香りを生かして、美容やクラフトなど暮らしに幅広く役立つハーブ6種の寄せ植えをご提案いただきました。
花が美しいラヴェンダーやポットマリーゴールドと、葉の香りがすばらしいハーブ類の組み合わせは、さわやかに暮らしたい季節にぴったりの寄せ植えです。
鉢の大きさに余裕があれば、ローズマリーを加えてみてください。日々の生活に彩りを添えてくれるはずです。
一年草のポットマリーゴールドは花がすべて咲き終わったら抜き取り、ミントと、根づくとぐんぐん伸びるマートル、クスノキは、1、2年たって鉢がきゅうくつになったら別の鉢に移植します。
ハーブ苗の配置図
各ハーブの紹介
【A】クスノキ
【B】コモンラヴェンダー
【C】ストエカスラヴェンダー
シソ科の常緑小低木。別名フレンチラヴェンダー、スパニッシュラヴェンダー。
花穂の頂部にうさぎの耳のような苞葉(ほうよう)がつくのが特徴。
早咲きで、花が長く楽しめ、ガーデニング材料としてよく利用される。
この寄せ植えに使っている ‘シュガーベリーラッフルズ’ は、明るいピンク色で人気の品種。
【D】ペパーミント
【E】ポットマリーゴールド
【F】マートル
この記事を参考に、香りを楽しむハーブの寄せ植えをぜひ作り、育ててみてください。
撮影/川部米応
※この記事は「ゆうゆう」2016年6月号(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。
※2023年5月23日に配信した記事を再編集しています。
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園芸研究家
桐原春子
英国ハーブソサエティー終身会員。長年、自宅でさまざまな植物を育て、家庭での実用的かつ美しい庭づくりを提唱。国内外の多くの庭を訪れ、ハーブの歴史、育て方、利用法を研究。カルチャースクールでハーブ教室の講師を務める。『知識ゼロからの食べる庭づくり』(幻冬舎)など著書多数。ブログ「桐原春子のハーブダイヤリー」やインスタグラムでも情報を発信中。
英国ハーブソサエティー終身会員。長年、自宅でさまざまな植物を育て、家庭での実用的かつ美しい庭づくりを提唱。国内外の多くの庭を訪れ、ハーブの歴史、育て方、利用法を研究。カルチャースクールでハーブ教室の講師を務める。『知識ゼロからの食べる庭づくり』(幻冬舎)など著書多数。ブログ「桐原春子のハーブダイヤリー」やインスタグラムでも情報を発信中。