【ガーデニング】バラ園は何時に行くのが正解? 訪れる際の注意点とおすすめバラ園7
公開日
更新日
吉原美奈子
TVでバラのニュースが流れる季節、ローズガーデンで美しいバラを愛でながら優雅な時間を過ごしてみませんか。バラ園を訪れる際に頭に入れておきたいポイントや注意点、さらに首都圏から行きやすいローズガーデンをとり上げました。
\\あなたの声をお待ちしております// ↓↓をクリックしてアンケートへ
【読者アンケート実施中!】ハマっていることも、お悩みごとも、大募集!!
午前~昼前に訪れるのが基本
満開のバラには美しさだけでなくエネルギーも詰まっています。特に春のバラは、冬からしっかりとため込んだ栄養分が枝を通って蕾へと伝わり、爆発するようなエネルギーで開花していきます。
秋のバラも花色に深みがあって心惹かれますが、春のバラは花が大きく、色彩豊かで香りも強く、秋とは花の勢いが違います。
バラの花や香りにはリラックス効果とリフレッシュ効果があるとされ、バラから採取した精油は美肌作りにも役立つと言われているので、ぜひ5月のバラを満喫しにバラ園を訪れてみましょう。
バラ園を訪れる時間帯は、できれば午前中から昼ごろまでがおすすめです。9分咲きのバラは朝日を浴びて気温が上がるとともに花弁を広げて満開になります。
香りも昼前の気温が上昇していく時が一番よく香ります。
10時頃の開園と同時に入り、ゆっくりとバラを見てから園内のレストランやカフェでランチというのが理想ですね。
晴天よりは薄曇りの日がきれい
バラ園では一度に長時間たくさんのバラを見て歩くよりは、お茶などの休憩をはさみながら鑑賞するほうが、花が印象に残りやすいものです。
気になったバラや、特に美しいと思ったバラはメモをしておき、休憩や食事の後で再度それだけを鑑賞してみましょう。バラの特徴がよくつかめますよ。
また、当日のお天気は雲一つない晴天よりは薄曇りくらいのほうが、疲れにくくバラもきれいに見えます。
写真を撮る場合も、晴天だとコントラストが強すぎてギラギラしたものになりがちですが、薄曇りだと柔らかい雰囲気に撮影できます。
その意味では、あえて光が弱くなる夕方にバラを見に行くというのも一つの手かもしれません。夕暮れのバラは花弁が少し疲れていますが、白や薄紫のバラが弱光の中で浮かび上がるように咲く様子は幻想的で見ごたえがあります。
いろいろなバラ園を訪れるのも楽しいものですが、一つのバラ園を時期や時間を変えて訪れてみるのも、より深くバラの魅力が味わえて贅沢なことかもしれません。