80歳目前にしてこのプロポーション!元ミス日本が実践する「お尻筋をやわらかくするストレッチ」とは?
お尻アップ体操を考案した谷玉惠さんは、今年79歳になります。スキニーパンツをかっこよくはきこなし、背すじが伸びた美しい姿勢。はつらつとされている秘密はどこに? マチュア世代におすすめのストレッチや筋トレを5回にわたり教えていただく、第3回は、お尻の筋肉をやわらかくします。
★第2回はこちら★
今年79歳!奇跡のスキニー姿を大公開・元ミス日本の谷 玉惠さんおすすめの筋トレ方法は?
PROFILE
谷 玉惠さん
(たに・たまえ)
1945年東京都生まれ。19歳のとき、ミス・インターナショナル日本代表に選ばれる。1985年東京・青山にTAMAE・ヘルス&ビューティ研究所を開業。骨盤のゆがみを改善する整体・鍼・ダイエット体操等の指導を行う。2016年、古希を機に教室を閉じ、現在は、フリーランスの鍼灸治療家、健康運動指導士として執筆、講演、訪問治療等に、幅広く活躍。
中性脂肪が高め、と思ったら、することは?
ジーンズをするりとはきこなす、かっこいい谷さんは、今年79歳になります。毎日の食事で気をつけていることはあるのでしょうか。
「やっぱり、たんぱく質をとることは意識していますね。歳をとるとともに、肉はあまり食べなくなっていたのですが、最近は意図的に、鶏肉や豚肉を食べるようにしています。魚も食べますよ。鮭をグリルで焼いて、かぼちゃ、玉ねぎ、にんじん、ピーマンなどの野菜をアラジンのトースターで焼いて、鉄板焼き風にしたり」
「スポーツジムの帰りに夫とスーパーに寄って、おいしいものを見つけるのも楽しいですね。煮魚の冷凍でおいしいのがあるんですよ。いろいろ試しているところです」
健康診断の数値はほとんど問題ないのですが、新型コロナでスポーツジムが休みになったときに、体を動かす機会が少なくなったせいか、中性脂肪やコレステロール値が少し上がったことがあるそうです。そんなときはどう対処したのでしょうか?
「数値が上がったといっても、境界線を少し超えた程度なんですけどね。そういうときに心がけることはひとつ。食後に食べる甘いものをやめます!」と、きっぱり。
じつは谷さん、甘いものが大好き。チョコレートや大福、どら焼きなどの甘いものを、夕食後、デザートがわかりに食べることもあるのですが、数値が上がったときは、3カ月の甘いもの断ちをしたこともあるとか。それは、つらくないですか?
「目的があればできますよ。甘いものをやめると中性脂肪が下がるのは自分でもわかるから、やめようとしたらやめられます。数値が下がると、うれしいでしょう。やった!と思うと、楽しみじゃない?」
目的があればできる——と言いきる谷さんに、20代のころの体型をキープしている秘密を垣間見た気がします。
今回、教えていただくのは、お尻の筋肉のストレッチです。