【老眼鏡】を使う人は知っておきたい!既製品よりも眼鏡店で購入すべき理由とは?
ふと気づいたら、スマホを眼から遠ざけていた……。最近では若い人も「スマホ老眼」ということがあるようですが、50代以上で老眼ではないという人は、ほとんどいないそうです。老眼鏡を使っていますか? 老眼鏡は既製品ではなく眼鏡店で購入するのがおすすめです。その理由を取材しました。
見えにくさを感じたら、眼科を受診して
「手元が見えにくくなってきたら、老眼鏡を使ってみよう」。そう思ったとき、「まず手頃な既製品を」という選択をする人もいるしょう。老眼鏡はドラッグストアや量販店、雑貨店、インターネットなど、眼鏡店以外でも購入できます。これらは、基本的に既製の老眼鏡です。
既製の老眼鏡は価格が安く、ある程度ですが度数の選択も選択できるため、一時的に手元の見えにくさを解消するためであれば、使ってもよいでしょう。
でも、既製品には以下のようなデメリットがあります。
●左右で度数を変えることができない
●自分の眼の状態に合っているものを選べない
●かけ具合の調整ができない
一人ひとり、眼の位置や形、大きさ、耳の高さ、鼻の高さなどは異なります。そのため既製品の老眼鏡では耳や鼻に痛みや違和感を覚えるなどかけ心地が悪い、眼が疲れたりする心配があります。
「手元が見えにくくなってきた」「老眼鏡が必要かも」と思ったら、一度眼科を受診して、その見えにくさが老眼によるものなのかどうかをチェックしてもらうとよいでしょう。そして眼の病気がなく、「老眼で近くが見えにくい」とわかったら、眼鏡店で老眼鏡を作成することをお勧めします。
<眼鏡店で老眼鏡を作るメリット>
●一人ひとりの見え方、眼の状態をチェックして、自分に合ったオーダーメイドの眼鏡が購入できる
●レンズの種類が豊富なので、「こんなシーンで使いたい」「こういう作業をするときに使いたい」など、その人の生活シーンに合ったレンズ設計を提案してもらえる
●見え方はもちろん、かけ心地も最適に調節してもらえる