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【真夏でも涼しい滝】3選|旅行のプロおすすめの夏に行きたい日本の水辺

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ゆうゆう編集部

猛暑をつかの間忘れられる、澄んだ空気や清らかな水の待つ場所へ足を運んでみませんか。ひんやりとした自然の涼しさに包まれれば、心身ともに癒やされる至福の時間を過ごせるはず。ここでは旅行ジャーナリストの津田令子さんに、夏の旅のコツと、おすすめの滝について教えていただきました。

とっておきの避暑旅で、特別な夏の思い出を

暑さが厳しくなっていくこの時期は、何はともあれ涼を求めて自然豊かなスポットに出かけてみては。

旅行ジャーナリストの津田令子さんが、奥深い自然を歩く「避暑旅」の心得について教えてくれた。

「まずは履き慣れた靴で行くこと。新品の登山靴で足を痛める人も多いので注意しましょう。両手が空くように、リュックやななめがけのバッグがおすすめです。山間や鍾乳洞の中などは肌寒いので、薄手で軽い上着を1枚持っていくといいですね」

自動販売機が近くにない場所も多いため、熱中症対策に水筒やペットボトルは必ず持参しよう。

「公共交通機関を使う場合は、バスの時間やタクシーの電話番号を調べておきましょう。事前準備をしっかりして、よい旅行にしてくださいね」

【青森県】奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)

鮮やかな緑と力強い清流。天然のクーラーを体感して

十和田八幡平国立公園内にあり、十和田湖から焼山までの約14km続く景勝地。渓流沿いには遊歩道が整備され、ゆったりと流れる清流のせせらぎを聞きながらトレッキングを楽しめる。

「高低差がそれほどないので歩きやすいのが魅力。巨木や奇石、溶岩の節理が見られるスポットなどもあり、神々しいまでの自然を体感できますよ」

青森県十和田市奥瀬 ☎0176-74-1233(奥入瀬渓流館) 
https://oirase-towada.jp/
写真提供/十和田奥入瀬観光機構

阿修羅の流れ

戦いの神「阿修羅」の名前がついたスポット。その名のとおりうっそうとした森林の中を雄々しいほどに激しく水が流れる。奥入瀬を代表する名所のひとつ。

銚子大滝

奥入瀬渓流の本流にかかる唯一の滝。落差7m、幅20mで豊富な水量を誇り、滝の周辺は天然のクーラーのように涼しく快適。

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