団地暮らし・月12万円生活の50代ブロガーの老後プラン「人生は思いどおりになりません。だからこそ…」
年金暮らしはまだ先の話……という50代でも、今後の暮らしを考えるうえで、お金を整えることは必須項目！ どんな心づもりをしておく？ 具体的に何をすればいい？ 『自分サイズのすっきり大人暮らし』（主婦の友社）から、人気ブロガー きんのさんの暮らしをご紹介します。3回に分けてお届けする、最終回の第3回は、老後のプランニングについて。
▼第1回はこちら▼老後に備える、団地暮らし 月12万円生活の50代ブロガー。「ただ貯めるのではなく好きなことにはお金を使います」
プロフィール
きんのさん
80代の母の介護をきっかけに都内の分譲マンションから築50年超えの団地に転居。ブログ「団地日記」では、団地暮らしの魅力や月12万円生活を発信し、幅広く支持されている。
https://small-gold.muragon.com
年代別やりたいことリストを作成。 毎年更新しています
きんのさんの今後の暮らしは、年代ごとにざっくりとプランニング。
「50代の今は仕事が忙しく、母親の介護もあるので、自分のための時間があまりとれません。旅行や趣味にお金と時間をかけられるのは60代かなと考えています。定年後も働くつもりです。年金受給額が少ないので収入確保のためと、生きがいや社会とのつながりのためにも生涯現役でいたいのです。
とはいえ老化していく身。仕事と余暇のバランスが大切だと思っています。今の70代はとても元気。70代でやりたいことのプランも考えています」
人生は必ずしも思いどおりになりません。だからこそ、やりたいことや叶えたいことは普段からエクセルのリストにまとめ、毎年見直してアップデートしています。
やりたいことリストは、年代ごとに内容を整理。夢のままで終わりたくないので、「行った」「食べた」など叶った想定で書くのがポイントです。学生時代の仲間とまた映画をつくりたいという夢があり、還暦のときに上映イベントができたらいいなとリストに入れています。
寝室の隅につくったメルカリコーナー。出品したいアイテムのサイズを測ったり、梱包したりするお気に入りの場所です。メルカリのセミナーに参加してから始めました。利益のため、というより楽しみのひとつ。
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