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【秋の童話】テソク(ウォンビン)の献身が胸を打つ!思わず絶句の衝撃的なラストが待つ 13〜18話【韓国ドラマ】

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藤岡眞澄

「秋の童話」は、2000年の秋から冬にかけて、韓国KBSで放送されたテレビドラマ。日本では2002年から、各テレビ局で放送されました。「あれは泣いたなあ……」という方、韓国ドラマにはまるきっかけになったという方も多いのではないでしょうか。全18話を久しぶりに一気見した感想を3回に分けてお届けします。第3回は13〜18話のレビューです。
※ネタバレにご注意ください

▼7〜12話のレビューはこちら▼【秋の童話】ジュンソ(ソン・スンホン)の優柔不断さは「海のはじまり」の夏(目黒蓮)に通じるものを感じる7〜12話【韓国ドラマ】

誰も想像がつかなかったラストに向け、ジュンソ(ソン・スンホン)とウンソ(ソン・ヘギョ)が“禁じられた愛”を成就させようとする13~18話。お互いを愛する力の強さを思い知る。

白血病を告知されたウンソ。誰にも病気のことは知らせまいと心に決めるが、治療には大金が必要だ。しかも、思いが通じないウンソに苛立つテソク(ウォンビン)からは、ホテルの仕事を解雇される。

抗議するウンソに「愛? 笑わせるな。金で買ってやる」とオラオラ口調で言い放つテソク。だが、ウンソの「私、お金がほしいの。いくらで買ってくれる?」という、らしくない返事に不審を抱き、ウンソが白血病を患っていることに気づく。

あれほど強引な愛で、ウンソを困惑させたテソク。だが、この瞬間からテソクはウンソに、見返りを求めない“無償の愛”を捧げると心に誓う。その“愛”をウンソも受け容れた。

「必ず助ける。お前の病気が治ったら、何も言わずお前の前から消える」と入院先を必死で探すテソク。付きっ切りで看病し、つらい治療に怯えるウンソを励ます。

病状が悪化し、昏睡状態に陥ったウンソの傍らで、「病室からジュンソと駆け落ちしたって構わないから目を覚ませ」と祈りつづけるテソクの献身が胸を打つ。“愛”は人をここまで変える。

ラストに向けて感涙を誘い、ドラマと視聴率を盛り上げたのは、間違いなくウォンビンの力。沼落ちした人も多いはず、だ。

一方、病気の進行を自覚したウンソは居ても立ってもいられず、ユミとの渡米を決めたジュンソを訪ねる。

「半年だけ一緒にいて。お兄ちゃんのことを愛しているのに、なぜ私だけ諦めなきゃいけないの?」—— 病気をひた隠しにし、叶わぬことと知りながら、最初で最後のわがままを言うウンソ。だが、ジュンソは病気に気づかない。切なすぎる。

▶️▶️「秋の童話」1〜6話のレビューはこちら
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