「起きてる時間はほぼ家族のため」だった専業主婦が、メイクセラピストに。就活のきっかけとなった息子の一言とは?【50代の仕事始め#1前編】
コロナ禍で、新しい仕事へのチャレンジを決意
大好きな本に囲まれた仕事はやはり楽しく、また同僚にも恵まれていたという平野さん。
この時点で、ふつうなら第二の人生に満足してしまうのではないでしょうか。
「この頃は本当に仕事が楽しくて、ずっとこの司書の仕事をやっていこう、と思っていたのですが、2020年のコロナ禍で、図書館業務も縮小されたり少し変化があって。9年間続けた司書の仕事でしたが、コロナで家にいる間に、何か違うこともやってみたいと、大学時代の専攻の延長で、心理学系の仕事を探し始めました。
育児や駐在生活などを活かしてのカウンセラーなどを考えていたときに、たまたま目にしたのが、今の仕事につながる、メイクセラピスト養成講座の広告だったんです」
『岩井式メイクセラピー』は、心理カウンセリングを取り入れたメイクアップ技法。単に外見を綺麗にするだけでなく、カウンセリングによってメンタルサポート(心理的な援助)をすることを目的としたものです。
平野さんは、もともと興味のあったメイクに、学生時代の心理学の勉強もいかせそうということで、2022年の秋、早速この講座を受講してみることにしました。
▼メイクセラピストへの道を歩み始める平野さんのストーリー、第2回へ続きます。▼
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