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【ガーデニング】春にタネをまく一年草8選 夏に色とりどりの花を咲かせる

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光武俊子

暑さが大好きで何度も咲く【マリーゴールド】

開花期/4~11月 草丈/20~100㎝

高性で大きな花を咲かせるアフリカン種、コンパクトでよく分枝するフレンチ種、こんもり茂るメキシカン種などがあります。害虫防除のコンパニオンプランツ

コンパニオンプランツとは、互いに相性のよい植物同士を近くに植えることで、病害虫の予防や生長の促進など相互作用を生かす栽培方法です。例としてバジルとトマトの組み合わせがあり、家庭菜園での自然な害虫対策として注目されています。

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として、トマトなどと一緒に植えることも。花が終わったら茎を節の上で切り戻すと、脇芽

脇芽とは、植物の茎と葉の間(葉のつけ根)から出てくる新しい芽のことで、腋芽(えきが)ともいいます。これを摘み取ることで主枝の生長を促すことができます。

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が伸びて何度も花が咲きます。

ドライフラワーでも楽しめる【センニチコウ】

開花期/6~11月 草丈/30~100㎝

花に見える部分は小さな

苞とは、花の近くにつく葉のような部分で、本来の葉とは形や役割が異なります。ポインセチアやブーゲンビリアなどは、この苞が色づいて花のように見えます。実際の花は中心にある小さな部分で、苞は花を守る役割をしています。

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の集合体で、赤やピンクや白などのキャンディーみたいな愛らしさ。

苞とは、花の近くにつく葉のような部分で、本来の葉とは形や役割が異なります。ポインセチアやブーゲンビリアなどは、この苞が色づいて花のように見えます。実際の花は中心にある小さな部分で、苞は花を守る役割をしています。

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は散らずに色も長く残るので、たくさん咲かせてドライフラワーにも。暑さだけでなく乾燥にも強く、夏花壇の味方。発芽適温が高めなので、タネまきは5月になってから。

花苗はなかなか手に入らない【ハナビシソウ】

開花期/5~6月 草丈/30~60㎝

カリフォルニアポピーやエスコルチアとも呼ばれ、大きな花びらが光を受けて美しい花。ただ、花苗はあまり流通しないのでタネから育てるのがおすすめです。発芽適温の20℃でまくと、1週間ほどで発芽します。ヒマワリなどと同じ直根性なので鉢や花壇に直まき

直まきとは、タネをポットなどで育苗せず、直接花壇や畑にまく方法です。​移植を嫌う植物に適しており、間引きを行いながら育てます。 ​

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を。

涼しげな花穂が次々にあがる【アンゲロニア】

開花期/6~10月 草丈/30~80㎝

ピンクや白や紫などの涼しげな花が穂状に咲いて、夏花壇のアクセントになります。花穂の下の節には次の花茎がすぐに伸びだすので、花が終わったら切り戻すことで秋まで次々に開花。夏の暑さや強光線によく耐えますが、やや日陰気味の場所でも育ちます。

手間いらずの色鮮やかなリーフ【コリウス】

観賞期/6~10月 草丈/30~80㎝

シソの仲間で暑さに強いリーフ(葉もの)です。バラエティーに富んだ鮮やかな葉色で花より大きいから目立ち、花がら摘み

花がら摘みとは、咲き終わった花(花がら)をこまめに取り除く作業のことです。見た目をきれいに保つだけでなく、新しい花を咲かせやすくし、病気の予防にもなります。

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などの手間もかかりません。色違いのコリウスだけを組み合わせたり、ほかの草花との組み合わせも◎。伸びたら、切り戻し

切り戻しとは、伸びすぎた枝や茎を途中で切り詰める作業で、植物の形を整えたり、次の花や芽の発生を促す目的で行います。開花後に行うことが多く、風通しをよくし、病害虫の予防にもつながります。

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て草丈が調整できます。

PICK UP 編集部ピックアップ

八重咲きとは、花びらがたくさん重なって咲く花のことです。通常の花よりも華やかでボリュームがあり、豪華な印象を与えます。バラ、ダリアなど、多くの植物に八重咲きの品種があります。

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鉢上げとは、タネまきやさし木で育った小さな苗を、根がしっかりしてきた段階でポットや鉢に移して育てる作業です。

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多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

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一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。

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矮性とは、通常より背丈が低くコンパクトに育つ性質のことです。鉢植えや小さなスペースの庭に適しており、管理もしやすいため人気があります。例えば「矮性トマト」などと書かれていると、小型で支柱がなくても育つ品種という意味です。

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用土とは、植物を育てるために使う土のことです。植物の種類に合わせて、水はけ、保水性、通気性、栄養のバランスを考えてつくられています。園芸店では「観葉植物用」「野菜用」「多肉植物用」など、目的別の用土が販売されており、初心者でも使いやすくなっています。

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定植とは、育苗した苗を、最終的な栽培場所に移し植えつける作業のことを指します。ポットや仮植えの状態から、花壇や畑、プランターなどの本来育てる場所へ植え替えることで、植物はより広い空間と栄養を得て健やかに生長します。

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品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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