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【ガーデニング】庭を美しくキープする春の作業「花がら摘み」「害虫予防」「つるの誘引」園芸家・青木純子さんがレクチャー

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青木純子

ミモザ(ギンヨウアカシア)の強剪定(3月下旬〜)

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生育旺盛なミモザの剪定前の様子。

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ミモザの花後、少し葉を残して強剪定。長くてまっすぐな剪定枝は、小枝を落として支柱やオベリスク作りに使い、花がきれいな小枝で春のリースやブーケを作る。

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強剪定したミモザの枝葉。左の小枝を落とした長くてまっすぐな枝は支柱に、右の整理した花がらや葉は、乾かして自家製腐葉土作りの材料に。

手に入りにくい草花はタネをまいて

タネから草花を育てると、咲いてくれた喜びはひとしおです。でも、すべてタネから育てたら、わが家の小さな庭では置く場所の確保も大変です。そこで、苗が手に入りにくい草花だけ、タネから育てることにしています。4月上旬のソメイヨシノの花が終わるころ、タネまきを開始します。

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【用意するもの】タネまき用土、土入れ、バケツ、ジフィーポット、穴あきトレイ、タネ

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自然に土にもどるジフィーポットの8分目まで用土を入れ、タネまき後、覆土が必要なものには軽めに土をかけ、ジョウロでやさしく水をまく。

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タネまき後、約1カ月もすると本葉を展開し始めた。しばらくはひなたに置き、乾かないように水をやさしくたっぷりとあたえて。

PICK UP 編集部ピックアップ

花がら摘みとは、咲き終わった花(花がら)をこまめに取り除く作業のことです。見た目をきれいに保つだけでなく、新しい花を咲かせやすくし、病気の予防にもなります。

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多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

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誘引とは、植物の枝やつるを支柱やフェンスに沿って結びつけ、形を整えたり、日当たりをよくしたりする作業です。生長に合わせて、ひもなどでやさしく固定します。見た目を美しくするだけでなく、花つきや収穫量にも影響します。

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剪定とは、植物の不要な枝を切り取る作業のことです。形を整えたり、風通しをよくしたり、枝分かれを促したりする目的で行われます。剪定を行う目的に合った正しい時期に行うことが大事です。

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