「不機嫌顔」「不幸顔」になってない?やっていはいけない大人メイクを「奇跡の68歳」天野佳代子さんに聞く
年齢を聞くとびっくりしてしまうくらい可愛い、68歳の美容ジャーナリスト 天野佳代子さん。「老化が目立ち始める50歳を過ぎたら、メイクは“丸”を意識して“可愛い”顔を目指すのが正解」とアドバイス。話題の著書『10年前より可愛くなる 大人美容の正解 』から、一部を抜粋してお届けします。第6回は、「大人の顔は太って見えていい」という発想の転換!
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>>ファンデのその塗り方、老け見えの原因かも?大人が陥りがちな誤解を天野佳代子さんがアドバイス大人の顔はふっくら丸く。 「不機嫌顔」と「不幸顔」から脱却する
以前、ドラマの仕事をしているメイクアップアーティストの方に取材をしたことがあります。役に合わせて俳優の顔を作り上げるとき、悪役の場合、シワを深く描き、目の下や頬にシェーディングを入れて顔に影を仕込むそうです。つまり、悪役顔を作るときは、老化顔に寄せていくのです。
歳をとると一様に顔が怖くなるのはそういうことかと妙に納得しました。シワやたるみは顔に影を作り、不機嫌そうで、事情を抱えていそうな不幸顔になりがち。健康や介護問題など、実際いろいろな問題を抱えがちな50代以降ですから、メイクはできるだけ幸せ顔に見せることを意識しましょう。
やってはいけないのは、ぼやけてきたパーツを補おうと、くっきり濃く、シャープに描くこと。影とたるみが強調され、さらに怖い顔に。正解は、淡く明るい色を使って影を消し、パーツをぼんやり丸く描くこと。イメージは幼少期のまるまるとした「可愛い」顔。大人の顔は太って見えるくらいでいい。明るさと丸みが幸せオーラを呼びます。
大人の顔は太って見えていい
目 … 茶色のアイライナーで目の中央を盛り上げてまん丸の目を作る
眉 … 描くのではなく、自眉をなぞるイメージでぼんやりやさしい形に
頬 … コーラル系のチークをふわっと広めに入れて若々しい高さを出す
唇 … リップペンシルで輪郭をふっくら偽造。口角は上げ、への字口を回避
※この記事は『10年前より可愛くなる 大人美容の正解』天野佳代子著(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
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10年前より可愛くなる 大人美容の正解
天野佳代子著
主婦の友社刊
可愛すぎる67歳! 美容専門雑誌の編集長を歴任、現在は美容YouTuberとしても大人気の天野佳代子が実践している、見た目年齢が10歳若くなる、大人女性のための自宅美容術を公開!、スキンケアからメイク、ヘアケア、ボディケア、身だしなみ、更年期対策、心の持ち方まで、すぐに取り入れられる美容術を伝授。美容業界歴40年の目で選び抜いた愛用コスメも大公開。
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