【おしゃれな人のお宅拝見】雑貨店hal店主・後藤由紀子さんはインテリアをどう夏仕様にチェンジする?
器や服も夏仕様にチェンジ
なかでも愛用しているのが、リネン製品が人気のブランド「fog linen work(フォグ リネンワーク)」と後藤さんのhalがコラボして作った開襟ワンピース。
「リネン素材なので吸汗性があり、洗えば洗うほど風合いが増して肌なじみもよくなります。前ボタンを開ければ、はおりにもなるので便利。だから春夏は、このワンピースを制服のように着ています」
2017年から販売しているこのワンピースは今年も、新色が登場。
「シリーズ通算、40色になりました」
そして、後藤さんにとってもう一つの家ともいえるhalはオープンから22年目を迎えた。
「私は食べることが大好きで、いつか食堂をやりたいと思っていました。でも30代のときに大病をし、1カ月入院したことで、『明日が来るとは限らない』と痛感。食堂を経営するとしたら病気で休むと食材が傷んでしまう、でもお茶碗なら傷まないな……そう思って雑貨屋に方向転換したんです。子どもが学童保育に行く3年間だけやろうと思って始めたお店ですが、気づけば21年も続けることができました」
店にも自宅にも、選び抜かれたこだわりの品々が並ぶ。
「モノが多いけれど、愛着があってなかなか手放せない。だから雑貨屋をやっているんだなと思います」
撮影/柴田和宣(主婦の友社) 取材・文/本木頼子
※この記事は「ゆうゆう」2024年6月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。
▼※2024年5月24日に配信した記事を再編集しています▼
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