【スマホの超基本】今さら人に聞けない「フリック入力」のやり方とは?
スマホはいろいろと忘れがちなゆうゆう世代の頼れるパートナー。使いこなせば暮らしの充実度もぐんと高まります。基本操作をおさらいして自分に適した使い道を見つけましょう。
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増田由紀さん
ますだ・ゆき●スマホ活用アドバイザー。2000年に初心者向けパソコン教室「パソコムプラザ」を開講。丁寧な解説とわかりやすい教材が人気。『世界一簡単! 70歳からのスマホの使いこなし術』など著書多数。
スマホはこれからの人生の相棒
「スマホは持っているけど使いこなせないという方の多くは『使い道迷子』なのかもしれません。自分に合った使い道を見つけることこそが、スマホを使いこなす近道。この連載で日常で役に立ったり、楽しくなったりする操作方法を覚えていきましょう。そのうちぴったりの使い道が見つかるはずです」
間もなくマイナンバーカードの機能をスマホで利用できるようになり、保険証との統合が進めば、医療機関で必要なのはスマホだけに。切符やチケットも紙からデジタルへ移行しつつあります。必要に迫られてあわてないよう、今のうちから少しずつ慣れておくことが大事だと増田さんは話す。
「『もう年だから、すぐに忘れちゃうのよね』という方もいらっしゃいますが、それでいいんです。忘れるということは一度覚えたのだから、すごいこと。忘れても新しいことにチャレンジしていくことが大事。自分でできないと決めつけてしまったら、周囲からの手助けを得にくくなります。『忘れちゃうのよね、もう一回教えてくれる?』とトライするほうが前向きです。それにゆうゆう世代はいい意味で急ぐ必要がありません。いつまでに覚えなければいけないという期限もなく、自分がわかるまでゆっくり何度もやればいいのですから。使い続けるうちに、スマホが大事な相棒になっていくはずです」
①音とリズムで覚えるスマホ操作の基本
音に合わせてリズミカルに指を動かしてみよう
操作がうまくいかないという方は、画面に触れる指の力が強すぎたり弱すぎたりする場合が多いのです。専門用語を覚えるより、音や指の感覚を大事にしましょう。
タップ
スワイプ
ドラッグ
フリック入力
スマホには何回も押さなくても「スッ」と文字を入力できる方法があります
画面に触れた指先を入力する文字の方向に「スッ」と弾くのがフリック入力。「お」なら5回押すところ、1回の操作ですみます。何度も繰り返して感覚をつかんで。
②画面に出てくるマークの意味を覚える
ゴールへ迷わずたどり着くための「道しるべ」に
スマホの画面にあるマークには必ず何らかの意味があります。そのマークのデザインと意味を覚えれば、手順がわからないときの道しるべになります。
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※この記事は「ゆうゆう」2024年9月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。
取材・文/村上 歩
▼※2024年8月26日に配信した記事を再編集しています▼
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