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「こうすれば忘れない」プロがパスワードの作り方を解説!60代以上のスマホ【セキュリティ対応策】

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ゆうゆうtime編集部

「もっとスマホを使いこなしたい」「よくわからないまま使っている」……そんな人にまず読んでほしい、スマホのいろはをお届けします。『60代からの小さくて明るい暮らし』(主婦の友社)から、スマホ活用アドバイザー 増田由紀さんに4回に分けて教えていただく第3回は、スマホのセキュリティ対応策です。

60代からのスマホアプリ7選↓↓
知ってる?60代からのスマホアプリ【7選】スマホアドバイザー 増田由紀さんが解説

教えてくださる人
増田由紀さん
スマホ活用アドバイザー。千葉県にあるスマホ・パソコン教室「パソコムプラザ」代表を務め、高齢者世代にデジタル機器の使い方を広めている。著書に『老いてこそ、スマホ』(共著、主婦と生活社)、『60歳からのスマホ品格レッスン』(主婦の友社)などがある。

※掲載の情報は出版当時(2023年12月)のものです。
※掲載されているアプリ、サービスなどは、情報者側の都合で配信が中止されることや、内容が変更になる場合があります。

不安の原因を知り、ひとつひとつ具体的に対策すれば大丈夫

スマホに不安を持っている人は、「スマホ=危ない」というイメージが先行しがち。

「必要以上に怖がる必要はないのです。多くの人が心配しているのは、パスワードが漏洩して個人情報を盗まれることかもしれません。スマホの画面ロックをしっかりかけてパスワードの使い回しをしないという、具体的な対策がわかれば漠然とした不安は多少軽減されるのではないでしょうか」と増田さん。

ネットショッピングのカード不正利用も同じです。

「決済する前に運営会社の名前や住所を確かめたり、怪しげな店で迂闊にカード番号を入力しないように気をつけること。相場よりかなり安く商品を販売している会社にも注意が必要かもしれません。海外に行ったら路地裏のうさんくさい露店で買い物をしないのと同じことです。また、アプリをダウンロードするときも正規のアプリストアから入手を。リアルな日常生活と同じ感覚、考え方でスマホと向き合うことが大切です。あとは紛失や置き忘れにくれぐれも注意しましょう」

パスワードづくりのコツ

①思いついた単語を2個選び、組み合わせる
②単語の一部を数字や記号にアレンジする(例:aを@に、haiを81など)
③利用するサービス名のイニシャルを先頭と末尾に入れる(例:GoogleならGとEなど)

便利なスマホですが、扱い方を間違えればトラブルに巻き込まれてしまう可能性も。防犯のため、最低限知っておきたいことをまとめました。

【1】パスワードは覚えなくてOK。ノートにまとめましょう

パスワード忘れが心配で同じものを使い回すと、漏洩や不正アクセスのリスクは高まります。

ノートを1冊用意し、サービス名とID、パスワードを記録。使うたびに見返せばいいのです。

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