【ガーデニング】黒田健太郎さんがレクチャー 魅力を引き出すペチュニアの使い方
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園芸ガイド編集部
ペチュニアの管理のポイント
きれいな花をキープするための管理について、ポイントをピックアップします。
【Point1】植えつけはやや浅植えに
ペチュニアは全般的に蒸れが苦手です。株元が蒸れると株が弱ってしまうので、少しでも風通しをよくするために、深植えは避け、やや浅植えにします。植えつけ後もときどき株元の葉をすくとよいでしょう。
【Point 2】水やりは控えめに
気温が高くなるとつい規則的に水やりをしてしまいますが、ペチュニアは土が乾きぎみの状態を好みます。常に土が湿った状態にならないように、土の色や鉢の重さをチェックして、水やりの頻度をコントロールします。
【Point 3】定期的に施肥を
花が次々と咲くペチュニアは肥料を必要とします。植えつけ時の元肥 元肥とは、植物を植える前や植えつけ時に、あらかじめ土に混ぜ込んでおく肥料のことです。追肥とあわせて行うと元気に育ちます。 緩効性肥料とは、肥料成分がゆっくりと土壌中に溶け出し、長期間にわたって植物に栄養を供給するタイプの肥料です。追肥、元肥のいずれにも使用され、施肥の手間を減らすことができます。
【Point 4】枯れた花は摘み取る
花がしぼんだり色があせてきたら、早めに花がらを摘み取りましょう。そうすることで次の花の成長が促されます。花がら摘み 花がら摘みとは、咲き終わった花(花がら)をこまめに取り除く作業のことです。見た目をきれいに保つだけでなく、新しい花を咲かせやすくし、病気の予防にもなります。
【Point 5】まめな切り戻しでシルエットを保つ
ペチュニアは成長スピードが速く、シルエットが乱れやすい品種 品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

フローラ黒田園芸 勤務
黒田健太郎
埼玉県さいたま市の園芸店「フローラ黒田園芸」勤務。インスタグラムのほか、寄せ植えや花壇作りの制作過程がわかる「YouTube フローラ黒田園芸ガーデニングチャンネル」も好評配信中。
埼玉県さいたま市の園芸店「フローラ黒田園芸」勤務。インスタグラムのほか、寄せ植えや花壇作りの制作過程がわかる「YouTube フローラ黒田園芸ガーデニングチャンネル」も好評配信中。
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