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【ガーデニング】遅咲きが魅力のバラ「ランブラーローズ」と、 6月以降もOKのバラ園5選

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吉原美奈子

6月以降も鑑賞できるバラ園

軽井沢レイクガーデン(長野県)

リゾート地、軽井沢の別荘地の一画にたたずむ、おしゃれなナチュラルガーデン。バラの見頃は6月中旬~7月上旬で、艶やかなフレンチローズやバラと相性のよいクレマチスもたくさん植えられています。園内の建物も洗練され、静かに訪れたい大人のガーデンです。
長野県北佐久郡軽井沢町レイクニュータウン
https://www.karuizawa-lakegarden.jp

コピスガーデン(栃木県)

涼しい那須高原に位置するため、東京近郊のバラのシーズンが終わった後、5月下旬~6月上旬にかけてバラを鑑賞することができます。コピスとは雑木林の意味だそうで、シュラブローズや高木低木、そして宿根草が織りなす自然で優雅な雰囲気にあふれています。
栃木県那須郡那須町高久甲4453-27
http://coppicegarden.info/

花巻温泉バラ園(岩手県)

宮沢賢治の故郷、花巻にあるバラ園で、賢治が設計した南斜花壇の跡地に設けられています。バラの見頃は5月下旬~6月末で、例年6月はバラ祭りやナイトローズガーデンを開催。温泉につかった後は、ライトアップされた夜のバラ園を散策してみましょう。
岩手県花巻市湯本1-125
https://www.hanamakionsen.co.jp/rose/

銀河庭園(北海道)

新千歳空港近くのレジャー施設「えこりん村」の中にあるガーデン。7月1日~15日はローズウィークが開催され、イングリッシュローズオールドローズの香りに包まれます。銀河庭園は2024年10月で営業終了となるそうで、行きたかった方はこの機会にどうぞ。
北海道恵庭市牧場277-4
https://www.ecorinvillage.com

上野ファーム(北海道)

北海道の気候に合った樹木や宿根草が、美しいハーモニーを奏でるナチュラルガーデン。6月下旬~7月はバラが満開になりひときわ華やかです。7月上旬のカンパニュラやゲラニウムなどの季節に訪れて、バラと草花の競演を楽しんでみてはいかがでしょう。
北海道旭川市永山町16-186
https://uenofarm.net

※2024年6月1日に配信した記事を再編集しています。

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イングリッシュローズとは、イギリスの育種家デビッド・オースチン氏によって開発されたバラの系統で、オールドローズの香りや花形と、モダンローズの四季咲き性、耐病性をあわせ持っています。カップ咲きやロゼット咲きが多く、ナチュラルガーデンにぴったりの優雅な雰囲気を演出します。

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オールドローズとは、1867年に最初のモダンローズである‘ラ・フランス’が登場する以前に育種・栽培されていたバラの総称です。ダマスク系やガリカ系など豊かな香りと花姿を特徴とする系統がいくつかあり、多くは一季咲きです。自然な樹形の美しさから、ナチュラルな庭づくりによく取り入れられます。

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オベリスクとは、園芸用の支柱の一種で、円柱状や四角柱状の塔のような形をしたものです。おもにバラやクレマチスなどのつる植物を誘引し、美しく仕立てるために使用されます。オベリスクを利用することで、植物を立体的に見せることができ、庭やベランダのアクセントとしても活用されます。

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一季咲きとは、一年のうち特定の季節にのみ花を咲かせる植物のことを指します。特にバラにおいてよく使われる用語で、春から初夏にかけて一度だけ花を咲かせ、その後は葉の生長や株の充実に向かうタイプの品種を指します。これに対して、四季咲きの植物は年間を通じて複数回花を咲かせる特性があります。

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パーゴラとは、庭やテラスに設置される棚のことで、つる性植物を絡ませるために使われます。柱と、屋根の部分には横木などが添えられます。バラやクレマチス、フジなどを立体的に育てることができ、日陰をつくる涼しげな空間としても人気です。庭に奥行きや立体感を出したいときにも効果的です。

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シュラブとは、ガーデニングでよく用いられる低木の総称です。生長が安定し、剪定によって形を整えやすいことから、庭や花壇の基盤となる植栽として重宝されています。バラの一種のシュラブローズも有名で、初心者から上級者まで幅広く愛されています。また、季節ごとの景観を楽しめる落葉樹や常緑樹があり、生育環境やデザインに応じて選べるのも魅力的です。

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宿根草とは、一度植えると毎年花を咲かせる植物のことです。冬に地上部が枯れても地下部が生き続け、翌年再び芽を出す植物を指すことが多いです。​

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地植えとは、植物を鉢やプランターではなく庭の地面に直接植える方法のことで、根が土中に自由に広がるため株が大きく育ちやすく、水やりや肥料の持ちもよくなるといったメリットがあります。例えばバラや宿根草、樹木類などを長期間育てたい場合に適していて、植えつけの際には土壌の排水性や日当たり、風通しなどを考慮して場所を選ぶことが大切です。

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高木とは、生長したときに一般的に5メートル以上(または2〜3メートル以上)の高さになる樹木を指します。ケヤキ、イチョウ、サクラなどが代表的で、街路樹や公園樹、シンボルツリーとして親しまれています。根が広がりやすく、生長スピードも品種によってさまざまなため、植栽の際には周囲の環境や将来のサイズを十分に考慮することが大切です。高木は四季折々の景観を彩るだけでなく、日陰をつくり、風を和らげるなど、暮らしに心地よさを与えてくれる存在です。

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誘引とは、植物の枝やつるを支柱やフェンスに沿って結びつけ、形を整えたり、日当たりをよくしたりする作業です。生長に合わせて、ひもなどでやさしく固定します。見た目を美しくするだけでなく、花つきや収穫量にも影響します。

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品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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低木とは、一般的に高さが約2メートル以下の小型の木を指します。ガーデニングでは庭の縁取りやアクセントとして使われることが多く、ツツジやユキヤナギ、ローズマリーなどが代表的です。剪定がしやすく、生長も制御しやすいため、初心者にも扱いやすい特徴があります。また、低木は季節ごとの花や葉の変化を楽しむことができ、庭に四季折々の彩りをもたらします。

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