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74歳のドラマスタイリスト「自分のために着る服が人生をも変えるのです」【西ゆり子さん】

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ゆうゆう編集部

自分のために着る服がこの先の人生をも変える

「朝、窓の外に白い花が咲いていたから白が着たくなった。その気持ちこそ今日を豊かに過ごす彩り。小さな変化に気づき楽しみに変換することも『着る力』を養う一歩です」

これまで、家族や仕事のために服を着て、自分の好きを後回しにしてきた方も少なくないはず。その結果、何を着たいのかわからなくなってしまったという声が多いのも確か。そんな読者の代表として、ゆうゆうフレンドに西さんのレッスンを受けてもらうことに。好きな服を着るというお題は皆初めてなので、今回は大丸松坂屋百貨店のサブスクリプション型レンタルサービス、「アナザーアドレス」を利用。なりたい自分像を思い描き、好きな服を選ぶことからスタートした。

「今日は何を着よう。ワードローブからピンときたものをひとつ選んで、それを着てみる。自分の好きなもの、主役はあなた自身です。これを着たいという気持ちを大事にしてください。難しく考えず、直感を信じて。そして、その一着が引き立つようにアイテムを組み合わせたり、小物をプラスしたりしてコーデを完成させたら、腕まくりしたり、襟を抜いたり。あれこれ試行錯誤をするうち、自分らしい着こなしが見つかります。ただの着っぱなしはNG。着こなす印象を自分でつくり上げましょう」

次回記事からは「着る学校」の誌上特別レッスン。好きな服を相棒に、新しい自分に出会う力を磨きましょう。

【Yuriko's Advice】着る力が必要な理由
体型が変わるのも、服が似合わなくなるのも人生における「成長」のひとつ。そこから無難に逃げるか、装う力をつけるかで
毎日のワクワク度に差が出ます。「着る力」で人生はより輝くのです。

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撮影/大江 夢 
ヘア&メイク/出口理恵(biswa.) 
取材・文/羽生田由香

※この記事は「ゆうゆう」2025年8月号(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。

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