【山田邦子さん・65歳】乳がんを患うまで、大量摂取していたものを告白。日課の筋トレも
健康だからこそ日々が輝いていく!
年齢を重ねると、不調に悩まされることも増えてくる。プラチナエイジストの方たちは、どのように健康管理をしているのだろう?
現在65歳の山田邦子さんは、今年に入ってから筋トレを始めたという。
「64歳までピチピチしていたんですが(笑)、ちょっとガタが来たようで膝がガクガクし出したんです。『これが母のいっていたアレか」と思って、筋トレを開始。足がちゃんとしていれば、まだまだイケると思うんです」
栄養士の資格を持つ山田さんは、野菜や果物を積極的にとっている。
「乳がんを経験した頃は、年間1000食ぐらいお弁当ばかり食べていたんですよ。食生活は大事ですね。私はすいかが好きなので、今の季節は積極的に食べています。また、がんに罹患して命拾いをして学んだことは、免疫力の重要性。食事はもちろん、笑うことも免疫力を高めるうえで大切だと思っています」
運動と食事の大切さについては、鶴太郎さんも同意見。鶴太郎さんはヨガと出会ってから14年、毎朝欠かさずヨガを行い、心と体を整えているそうだ。
「ヨガを57歳から始めて、現在70歳。当然、肉体の変化は感じています。毎日やっていると、小さな差がわかるんですね。50代の頃は、ヨガを行う前のストレッチも5、6分で足りていたんですけど、今は体をほぐすのに1時間半くらいかかる。でも、いっさい肉体にはネガティブなことはいわないようしています。『ああそうだよね、70歳だもんね。ゆっくりゆっくりやっていきましょうね』と、自分の体を愛でながら行っているんですよ」
また、食事は1日1食。その食べ方にもこだわりがあるそうだ。
「夜寝るまでに全て消化させ、内臓を空っぽにして眠るのが理想なんです。私が眠るのは、『内臓さま』を休ませるためなんです(笑)」
徹底した自己管理を行う鶴太郎さんは、「オレたちひょうきん族」など、数多くの番組で共演をした山田さんから、「100歳、120歳まで元気でいそうですね」と振られると、「人生は未来の自分に会う旅だっていう言葉を残した詩人がいましたけれど、100歳になった自分がどんな芝居をして、どんな書を書き、どんな絵を描くのかを見てみたいんです」と語った。
さて、健康は肉体だけの問題ではない。草刈さんは健康と気持ちの関係についても指摘する。
「健康であれば気持ちの前向きさは保てますし、興味を持ったことにすぐに邁進できる。フットワークの軽いままでいられると思いますよね。自分の気持ちを落とさないためにも、まず健康に注意しています」
また、草刈さんがもう一つ心がけているのが、加齢による見た目の変化を「気にし過ぎないこと」。
「まだ気が楽になるほど割り切れていませんが、あまり細かいことにとらわれないようにしています。シワが多くなってきたというようなことは、気にしてもしょうがない。見た目が変わってくるのは当たり前のことなので、何かそういうこととは違う価値観みたいなものを早く自分の中でもスタンダードにしたいなと思っています」と、今後の目標をかかげた。
心と体、健康に保ち、いつまでも挑戦し続ける––––それがプラチナエイジを輝かせる秘訣なのかもしれない。
プロフィール
山田邦子さん タレント
やまだ・くにこ●1980年、芸能界デビュー。「オレたちひょうきん族」「やまだかつてないテレビ」などで人気になり多数の冠番組を持つ。
2007年に 乳がんを罹患し、その体験から08年にがんに対する知識と理解を呼びかけるチャリティー団体「スター混声合唱団」を設立。
24年10月30日「日本喜劇人協会」11代新会長就任
草刈民代さん 女優・元バレリーナ
くさかり・たみよ●バレリーナとして第一線で活躍中に、映画『Shall we ダンス?』に出演。その後、海外の著名なバレエ団や振付家との共演を重ね、表現者としての幅を広げる。プロデュース公演にも取り組み、日本人バレリーナの新たな可能性を示す存在となった。
2009年にバレリーナを引退後、本格的に女優としての活動を開始。
舞台・ドラマ・映画に加え、近年ではバラエティ番組にも出演し、新たな魅力を発揮している。
片岡鶴太郎さん 俳優・画家
かたおか・つるたろう●1954年、東京・西日暮里生まれ。お笑いタレントとして人気を博し、現在は幅広いキャラクターを演じられる役者として、ドラマ、映画、演劇に活躍中。
日本アカデミー賞最優秀助演男優賞をはじめとし、数多くの賞を受賞。
また芸術家、プロボクサー、ヨーギーの顔も持つ。
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