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【熊谷真実さん・65歳】浜松に移住後に離婚そして再々婚も!移住成功の2つの秘訣とは?

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ゆうゆう編集部

60歳にして当時の夫の故郷、浜松に移住。あまりの居心地のよさに離婚後も住み続け、一昨年、浜松在住の男性と再々婚。芸能活動、畑仕事、セレクトショップ運営、バンド活動と活躍の幅を広げる熊谷真実さんに、今の暮らしを選んだ理由、地方暮らしの楽しみを伺いました。

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プロフィール
熊谷真実さん 俳優

くまがい・まみ●1960年、東京都生まれ。
79年NHK連続テレビ小説「マー姉ちゃん」の主役を務め、翌年エランドール賞新人賞を受賞。
俳優、タレントとして幅広く活躍。
2020年夏、静岡県浜松市へ移住。

お金を出して消費するだけの生活と決別

東京生まれ東京育ちの熊谷真実さんが浜松に移住したのは5年前、60歳のとき。コロナ禍のとき、当時結婚していた夫の出身地である浜松に居を移した。

「ある日突然、緊急事態宣言が出て世の中が止まってしまいました。仕事もなくなり不安を感じると同時に、このままスーパーでものを買って消費するだけの生活でいいのだろうかと、疑問がわいてきたんです」

自給自足まではいかなくても普段食べる野菜くらいは自分で作れないか、高い家賃を払って東京に住み続ける意味はあるのか。自分に問いかけると答えは明白だったという。

「故郷にUターンする元夫よりも私のほうが移住に積極的だったかもしれません。住まいも私が見つけました。当時、東京で住んでいた一軒家の家賃は35万円。浜松では、広さは同じ2‌00㎡くらい、さらに野菜作りもできる庭つきの物件が3分の1の家賃で借りられたんです」

街が見渡せる高台にあり、車で30分も行けば山も川も湖も海もある。住み始めてみると、毎日が感動の連続だった。

「散歩に出れば鳥の鳴き声がし、木々や草花など季節の香りに包まれる。豊かな自然が身近にあると、こんなにも体が楽になるのかと身にしみました。そして人のあたたかさ。女優とは別の熊谷真実としての生活を受け入れてくれる。浜松の魅力にどんどんひかれていきました」

夫とは移住の1年後に離婚。だが、熊谷さんはそのまま浜松に住み続ける。自然の中で、ありのままの自分で過ごす生活が手放せなかったと振り返る。

そして同じ浜松の地で出会いがあり、一昨年、8歳年下の男性と再々婚。

「実は三度目の結婚で、初めて相手に甘えられるようになったんです。これも浜松という地で、私自身が変わったせいかもしれませんね

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