「汗でファンデがどろどろ…」55歳メイク崩れの悩み、ヘアメイク職人【化け子】の解決方法がすごい!
ファンデーションが皮脂で浮く・とける、汗で眉が消える、アイラインやマスカラがにじむ、汗ばんで髪がペタンコになる……。キレイを邪魔する夏のアレコレの解決方法を、長年、夏の屋外撮影をこなしてきたヘアメイク職人・化け子さんに教えていただきました。ぜひ取り入れて、今年の猛暑はキレイをキープ!
▼前回記事【ローションパックのやり方】はこちら▼
>>50代以上・夏のメイク崩れを防ぐために「極力使わないもの」とは?人気ヘアメイク職人【化け子】の秘技
お話を伺ったのは
人気ヘアメイク職人
化け子さん
ばけこ●芸能界でのヘア&メイク歴35年で培われた、膨大なメイクテクニックと知識で大活躍。
YouTubeチャンネル「ヘアメイク職人 化け子の駆け込み寺」はなんと登録者42万人。
最新刊『化け子のオキテ。オトナのためのシン常識の美活ワザ100』(主婦と生活社)など著書も好評。
【お困りごと】汗でファンデがどろどろとける
メイク崩れには2パターンあり、対処方法はそれぞれ違うと化け子さん。
「メイクがヨレて毛穴が目立つ人は、肌の内側が乾燥しているインナードライタイプ。ローションパックで土台を整えるのが有効です。ファンデーションがいつのまにか消えちゃうタイプの人には、パウダーファンデーションがおすすめです」
どのタイプも共通して行うのは、日焼け止め、下地、ファンデーションをそれぞれ少量ずつ、ひとつひとつを肌にしっかり密着させていくこと。
「ファンデーションひとつでトラブルをカバーしようとするのはNG。シミなどはコンシーラーをピンポイントで使って、カバーします」
スキンケア成分が肌にしっかり入るには時間が必要という。
「スキンケアの直後にメイクするのも崩れる原因。スキンケアをしたら成分が浸透するまで時間をおきましょう」
ポイント① 正しい日焼け止めの塗り方
効果をきちんと発揮させるには、思っている以上に量が必要。「それを一度に塗ると肌が白くなるし、肌をこすって刺激してしまいがち。適量の半分を2回に分けて塗りましょう」
使ったのは
HOW TO
指先に日焼け止めをのばしたら、顔の中心から外に向かって、スタンプを押すようにポンポン広げていく。これで肌に「つける」と「なじませる」が一度にできる。もう一度同量の日焼け止めを取り、塗り残しがないようにつける。
ポイント② 下地は薄くベールのように
ファンデーションの密着性を高める下地は、崩れ防止にマスト。特に、くすみをカバーして肌の色を明るく見せる色つき下地は、大人肌の味方。「全体には薄く、気になる部分は重ねづけを」
